【ドローンの入門講座】3つの基本操作を練習しよう!【屋内練習】
こんばんは!クアッドスターズのリョウタです。
ドローンを安全に飛ばすには的確な操縦は超重要です。基本操作を練習してドローンの安定飛行を実現させましょう。今回の記事で解説する3つの基本操作(屋内練習)はきっと役にたつはずです。
【3つの基本操作を屋内で練習】
✅ホバリング
✅水平移動
✅当て舵
それでは見ていきましょう(^^)
ホバリング【安定飛行の基礎】
ドローンの飛行練習を屋内でする場合は風の影響(天候の変化)を受けないため、強風に流される心配もなく安心して練習に集中できますのでオススメです。
しかし、屋内で飛ばすからこそ『ホバリング』はもっとも重要な操縦技術です。
風の影響も天候の変化も受けない、安全と思われる屋内であればカンタンにホバリングできるのでは?
と思われがちですが...
屋内ほどホバリングはむずかしいと断言します。
むずかしいと断言する理由を下記にて深堀りしていきましょう。
ご存じのとおり屋内(部屋)は壁と天井で囲われた空間です。
飛行中のドローンはプロペラから『吹き下ろしの風』が発生しています。その吹き下ろしの風は壁や天井に反射して回り込むかたちでドローンの姿勢に影響をあたえます。
さらに、プロペラから発生する下向きに巻き込む気流の影響により、壁に吸い寄せられてコントロール不能になる可能性もあります。姿勢制御に影響すると前後左右へ機体が振られて思ってもいない方向へ流されてしまいます。(壁の近くは特に要注意!)
ホバリングはドローンの安定した操縦するうえでは基礎中の基礎!
まずはホバリングを練習して操縦技術を磨いていきましょう。
【ホバリングの練習方法】
✅ドローンの動きが把握しやすい高さ(目線の位置くらい)まで上昇させる
✅できるだけ同じ高さ(位置)で機体をキープさせる
安定したホバリングをさせるコツは、ながされる方向とは当て舵(逆舵)を操作することがポイントです。
【安定したホバリングのポイント】
✅機体が右にながれた⇒左に舵を操作する
✅機体が後ろにながれた⇒前に舵を操作する
こんなカンジでの地道な基礎練習ですね。
ドローンを飛行させる場合、ホバリングをして空撮をするシチュエーションも多いはず。
キレイな空撮写真を撮影するためにも、ぜひ!練習しておくことをオススメします。
水平移動【距離感を把握】
ホバリングをマスターしたら、次のステップは水平移動の練習をしてみましょう。
水平移動ってなに?
水平移動とはドローンが『前⇒右⇒後⇒左』を移動し、決めた位置で四角形を描くように移動する練習です。
【水平移動の練習方法】
✅パイロット(操縦者)はドローンの後ろに立つ
✅ドローンは常に正面を向いたまま(機首の方向は変えない)
✅前後左右に四角形を描くイメージで移動する
また、距離感をつかむ練習もかねて最初は小さい四角~徐々に大きな四角を描くような練習方法がオススメです。
ドローンの操縦に慣れてきたらいろいろな高度で練習をしてみましょう。
当て舵【GPS機能が使えない場合】
ホバリングの項でも触れた当て舵は基本テクニックの1つです。
当て舵は逆舵とも言われていて、安定したホバリングをするためにはしっかりと練習をしておく必要
があります。
当て舵のテクニックは必要なの?
当て舵(逆舵)とはGPS機能が使えないシチュエーションに備えて練習をしておくと役立ちます。
そもそもドローンの位置制御をしてくれるGPS機能は屋内では機能しません。よって、GPS機能が使えない屋内でも気おつけるべき注意点があります。
それは舵操作を緩めても惰性の影響で止まれない恐れあり!
そのまま壁や天井などに衝突して墜落してしまい、ドローンを破損させてしまったりと最悪のケースも想定されます。(屋内でも安全とは言い切れない)
GPS機能が使えない屋内において飛行中のドローンを静止させるには当て舵(逆舵)のテクニックが有効です。
【当て舵(逆舵)の練習方法】
✅水平移動をしながら任意の場所で静止させる
✅静止させる瞬間に進行方向とは逆へ舵を入れる
ドローンを静止させる場合は進行方向とは逆向きへ当て舵(逆舵)を入れます。
当て舵(逆舵)を行うと惰性の影響を打ち消し機体がながされることはなく静止させることが可能です。
僕がいちばん伝えたいこと【まとめ】
いかがでしたか?
今回の記事ではドローンの基本操作であるホバリングと水平移動、そして当て舵(逆舵)の3つを解説をしました。ドローンを安全に飛ばすには的確な操縦は重要です。
まずは安定したホバリングで一定の高さに留まれるようになったら、一定の速度で前後左右に水平移動をする練習をしてみましょう。順を追って1つずつ練習するのがポイントです。
ドローンを飛ばすには屋内が安全と思われがちですが注意は必要です。
最初のうちは200g未満の小さめなTelloなどで練習をして、ドローンの操縦に慣れてきたら屋外でも飛ばせる大き目なドローンを購入して少しずつステップアップしていきましょう。
今日は以上です。
では(^^)