【ミニ四駆】最新作のレイスピアーを制作してみた【レビュー】

ミニ四駆

【ミニ四駆】最新作のレイスピアーを作ってみた【制作レビュー】

こんばんは!

QUAD・STARS Factory(クアッド・スターズ ファクトリー)リョウ工場長です。

今日は2021年7月21日(土)にタミヤ社から発売されたばかりの、1/32 レーサーミニ四駆シリーズ レイスピアー(VZシャーシ)の制作レビューをしていきます。

こちらのマシンは強化シャーシなどは採用されていませんが、無地(ブラック)のスーパーハード小径ローハイトタイヤが標準装備されている優良キットです。

珍しく特別企画ではない(通常でも入手しやすい)ので、Amazonサイトでもまだまだ入手可能です。

一応リンクを貼っておきますので、良かったらどうぞ(^^)

タミヤ レーサーミニ四駆シリーズ No.99 レイスピアー VZシャーシ 18099
created by Rinker

制作をしながら、部品構成などを詳しく説明していきます。

さっそく見ていきましょう(^^)

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【最新作】レイスピアー(VZシャーシ)を作ってみよう

 

レイスピアーとは『デクロスシリーズ』や『デュアルリッジJr.』などでおなじみのハイパーデザイナーである『やまざき たかゆき氏』がデザインを手がけているマシンです。

 

その洗練されたデザイン性に関しても『軽量・コンパクト・低重心』を意識したボディフォルムが、もっとも特徴的と言えるのではないでしょうか?

 

やまざき たかゆき氏(ハイパーデザイナー)

元本田技術研究所デザイナー。Ape,zoomer,GROMなどヒット商品を手がけた経験を活かし、2012年、pdc_designworksを設立。幅広い視野と、多様な趣味を活用し、カーデザインを軸とした工業デザインをはじめ、ファッションやコンサルタント、さらには雑誌連載、教育活動など「人々を笑顔に」をテーマに活動中。

出典:pdc_designworks(ピーディーシーデザインワークス)

 

それでは、さっそく開封をして組み立てていきましょう。

【重要】付属品を確認してから組み立てる

まずは付属パーツが全て揃っているかを確認。

 

レイスピアーの組み立て説明書はこんなカンジ。

 

ミニ四駆で使用されているパーツ点数は比較的少なめ(プラモデル初心者でもカンタン)

慣れているほど、ついつい説明書を読むことなく進めてしまいがちですが、結構重要なことが記載されているのも事実。

毎回読みながら(熟読必須)正確かつ大切に組み立てることを強くおすすめします。

シャーシの組み立て【説明書の熟読は必須】

レイスピアーに採用されているシャーシはABS製シャーシのホワイトです。

 

シャーシの素材はこちらで確認可能。

 

軸受けパーツ(P2)はニッパーを使用して切り取ります。

(切り取ったパーツはデザインナイフやカッターで切断面を整えてる)

 

軸受け(P2)をシャーシ4カ所へギュッとしっかり取り付けましょう。

 

軸受けは摩擦抵抗が少ないと評判の、POM樹脂製(620プラベアリング)が標準採用されているのも、実践向きなマシンですね。

各種ギヤをセット

まずはプロペラシャフトからセットし、次にフロント側へカウンターギヤ(ピンク)をセット。

 

リア側に関してはシャーシ外側へスパーギヤ(イエロー)をセット。シャーシ内側へクラウンギヤ

(ピンク)をセットしていきましょう。

 

今回は走行することは想定しておりませんのでグリスアップはしていません。

ギヤ・シャフト部分には必ずグリスアップをしてから走らせましょう。

ホイール&タイヤの組み立て

ちなみにホイールはフロント用とリア用でそれぞれ形状(軸の長さ)が異なります。

 

左側:フロント用(軸が短い)

右側:リヤ用(軸が長い)

 

ホイールへタイヤのセットが完了。

 

スポークの形状にも進行方向が決まっていますので組み立てするときは要注意!

 

とりあえずシャーシへ各種ギヤとタイヤのセットが完了!

 

フロント側。

リヤ側。

モーター部分を組み立てる【リヤ側】

付属しているノーマルモーターを準備したら、ピニオンギヤ(ブラック)を取り付けます。

 

モーターマウント(A6)へターミナルをセット。

(ターミナルの種類は大と小がありそれぞれの大きさが異なる)

 

裏側から見るとこんなカンジ。

(ターミナルの接点部分はなるべく素手で触れないようにしましょう)

 

ターミナルとモーターのセットが終了しました。

モーターユニットをシャーシへセット

 

組み立てが終了したモーターマウントをシャーシへセットしていきます。

シャーシ左側から滑らせるようにするとスムーズにセット可能。

 

この状態では固定されていませんのでグラグラですが、Aパーツ(A8)で押さえこんで固定します。

 

カウンターギヤ(みずいろ)へP2とギヤシャフトを組み付けます。

 

カウンターギヤ(みずいろ)をシャーシへセット。

 

ギヤカバー(A7 )のセットが完了したらリヤ側は完成です。

スイッチ部分を組み立てる【フロント側】

スイッチ部分を組み立てていきましょう。

まずはメインスイッチ(A10)をセット。次にスイッチターミナルをセット。

(メインスイッチを右側へ移動させておくとターミナルのセットがしやすい)

 

スイッチカバー(A3)を取り付けます。

パチンとロックされればOK。

 

最後にバッテリーホルダー(A2)をセットしましょう。

 

バンパーを取り付ける【プラスドライバー必須】

フロントとリヤのバンパーをシャーシへセットしていきます。

ちなみにバンパーはフロント用とリヤ用が存在し、形状がそれぞれ異なります。

(良く確認しましょう。)

 

まずはリヤバンパーから。

 

ローラーを取り付けました。(リヤ側で使用するのは合計4つ)

 

プラスドライバーを使用して、付属しているトラスビス(2×5㎜)2本でシャーシへセット。

 

次にローラーの取り付けが完了したフロントバンパーをセットしていきます。

フロントバンパーはシャーシ下側からトラスビス(2×5㎜)2本でしっかりと固定。

シャーシが完成

以上でシャーシの組み立ては完了です。

 

ちなみにVZシャーシとは、公式レースでも多くのレーサーが使用していて人気の高いVSシャーシの後継シャーシです。

VSシャーシがもつ小型・軽量・ショートホイールベースといった特長を引き継ぐ、次世代の高性能マシンと言えるのではないでしょうか?

 

シャーシ自体がコンパクトなため小回りのきく性能や、メンテナンス性の高さもVZシャーシの魅力でもあります。

 

 

 

 

VSシャーシでバンパーレス化とする場合はわざわざカットしていましたが、バンパー分割が可能なVZシャーシではそれが不要。

(誰でもカンタンにバンパーレス化、カーボンプレートでさらに強度アップも狙えますね)

お好みのセッティング幅が飛躍的に向上することは間違いナシ!

さらにプロペラシャフトの軸受けも強度アップされ、シャーシが長持ちな点も嬉しい限りです。

ボディの組み立て【塗装はナシでもOK】

レイスピアーのボディは、本体・キャノピー・ウイングの3部品構成です。

素材はABS製ボディ(クリヤーグリーン)で塗装に関してほぼ必要ありません。

 

しかし、説明図を見ると塗装箇所はしっかりと示されていました。

 

この完成度を目指したい・・・

やはりパッケージと同じように制作する場合は塗装って必須なんですよね。

次回はボディ塗装をしていきます。

今日はここまで!

では(^^)

タミヤ レーサーミニ四駆シリーズ No.99 レイスピアー VZシャーシ 18099
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