【ミニ四駆】ライズエンペラーのボディを塗装してみた【レビュー】
こんばんは!
QUAD・STARS Factory(クアッド・スターズ ファクトリー)工場長リョウタです。
前回はミニ四駆を組み立てる基礎講座をテーマとして、5つの必要な工具を紹介しました。
MAシャーシの組み立て方の記事を読みたい方は、良かったらこちらをどうぞ。
今回はライズエンペラーのボディを塗装してみましたので、レビューがてら手順を紹介してみようかと思います。
さっそく見ていきましょう(^^)
ボディの塗装する部分を確認しよう【好きなカラーでもOK】
まずはボディを塗装する前に、塗装をしていく部分を確認します。
(組み立て説明書を参考)
これに関してはミニ四駆に限らずプラモデル全般に言えることですが、塗装する部分を事前に把握(計画)しておくことで、あとあとの作業をスムーズに進行することが可能なのでオススメ。
組み立て説明書には必ず『塗装指示マーク』で記された、カラーナンバーが存在しますので参考にしてみましょう。
ぶっちゃけ指示通りではなくても、好きなカラーで塗装しても全然OKなんです。
作り手のイメージで思いのままに塗装するのも、オリジナリティがあって僕はそうゆうの好みですね。
とはいえ、このパッケージデザインは何度見てもカッコイイ!
このパッケージどおりのイメージになるべく近づけたいので・・・
今回は塗装指示に従って塗装してみました。
塗装するなら下地処理は必須【仕上がり具合に大きく影響する】
塗装をするのであれば下地処理は必須であり、この作業を怠ると仕上がり具合に大きく影響します。
ランナーから切り取った断面を、紙ヤスリ(600番程度)で丁寧に整えましょう。
ライズエンペラーブラックスペシャルは、クリヤーブラックという特徴のボディなので、全体の塗装はしません。(部分塗装を施しましました)
切断面のみを下地処理して終了。
パーティングラインの処理も必要に応じて行いましょう。
マスキングテープで塗り分ける【キレイに仕上げるならコレ!】
今回は部分塗装のみで作業します。
塗装する部分のみを残し、塗料が付着してしまうとマズイ部分はマスキングテープを貼っておきます。
塗装する周辺をマスキングをして、面積の広い部分は新聞紙で覆っておきます。
(マスキングテープの節約としてオススメ)
マスキング処理は地味な作業ですが、キレイに塗装を塗り分けるのであれば避けて通れない道と断言します。
過去の記事でマスキングテープの正しい使い方を紹介していますので、もし良かったらこちらもどうぞ。
いよいよ本番の塗装作業【下地塗装が有効】
マスキングテープを貼り終えたら、いよいよ本番の塗装作業へ移りましょう。
今回塗装する部分のカラーはゴールドです。
ゴールドのみでは下地の色が透けてしまいキレイに発色させられませんので、まずは下地剤としてサーフェイサー(グレー)を塗装しておきましょう。
サーフェイサーとは塗料の密着度を高める下地塗料です。
(別名、プラサフやプライマーとも言う)
その後ブラックを塗装。
(メタリック系のカラーを塗装するのであれば、ブラックを塗装するのがポイント)
ブラックの塗装が終了した状態。
(このまま良く乾燥させましょう)
その後、本番のゴールドを塗装して、マスキングテープを剥がせば塗装作業は終了!
ステッカーを貼ってみよう【5つのコツ】
塗装が終了したらステッカーを貼ってみましょう。
たかがステッカー貼りと侮るのはNG!
ステッカーがキレイに貼れているかどうかは、仕上がりに具合に大きく影響するポイントでもありますので、ここでステッカーを上手に貼る5つのコツを紹介しておきます。
【ステッカーの上手に貼る5つのコツ】
1.ボディを中性洗剤で洗浄する
2.貼るカ所を説明書で良く確認する
3.基本はピンセットを使用する
4.細かな箇所はツマヨウジを使用する
5.指で良く圧着させて馴染ませる
1つずつ説明していきますね。
1.ボディを中性洗剤で洗浄する
ボディに付着している油成分を中性洗剤で洗浄することで、ステッカーの密着度がアップして剝がれにくくなります。(洗浄後は水分をふき取って良く乾燥させる)
2.貼るカ所を説明書で良く確認する
基本的にステッカーの貼り直しはできないつもりで、一発勝負で貼れるようにしましょう。
(何度も貼り直しをすると表面にシワが寄ってしまう)
3.基本はピンセットを使用する
ピンセットはステッカー貼り作業の基本アイテムです。
(粘着面は極力素手で触れないように慎重に)
4.細かな箇所はツマヨウジを使用する
ボディの形状によっては圧着しにい細かな部分が必ず存在しますので、この部分を上手に貼るにはツマヨウジがあると重宝します。(ステッカー表面にキズも付きにくい)
5.指で良く圧着させて良く馴染ませる
ステッカーを貼るごとに指で良く圧着させ、ボディに良く馴染ませることで剝がれにくくなります。
(擦りすぎて表面にキズを付けないよう要注意)
トップコートを塗装してみよう【最終仕上げ】
トップコートを塗装しておくことで、ボディ表面(塗装やステッカー)をキズから守ることができます。
さらにツヤ感を統一させられる効果もありますので、作品全体にまとまり感のある印象になります。
今回もGSIクレオスかは発売されている、トップコート(光沢)の水性タイプを塗装。
1回目は軽~く吹きつける程度で良く乾燥させ、次に2~3回と塗装を繰り返します。
(透明な塗料はムラやタレが発生しやすいので慎重に作業)
トップコートはお好みです。
ぶっちゃけしてもしなくてもOK。
せっかくキレイに貼ったステッカーや、塗装の保護も可能なのでのあとあとの事を考えると塗装しておくことをオススメします。
今日のまとめ【完成品紹介】
完成したライズエンペラーを紹介して終わりにします。
ブラックスペシャルはブラック&イエローといったカンジで、色の配色も良くお気に入りマシンの1つ。
フロント部分。
左サイド。
リヤ部分。
右サイド。
今回の作業を通して、ステッカー貼りにもだいぶ慣れました。
部分塗装をしただけでもマシンの印象って結構変わるんですよね。
普段はオリジナルペイントの作品ばかりを手掛けていますが、ミニ四駆本来の魅力を再認識して楽しんで作業することができました。
今日はここまで!
では(^^)