【初心者向け】ミニ四駆を組み立てる基礎講座【5つの必要な工具】
こんばんは!
QUAD・STARS Factory(クアッド・スターズ ファクトリー)工場長リョウタです。
みなさん、コツコツとプラモデル作っていますか?
たまには空いた時間を有効活用して、ミニ四駆をサックと制作してみましょう!
(プラモデル初心者の方にもオススメ)
レース用のガチマシンも良いですが、パッケージに忠実なマシンを丁寧に制作するってのも悪くないのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、ミニ四駆を組み立てる基礎講座をテーマとして、5つの必要な工具を紹介していきます。
さっそく見ていきましょう(^^)
ミニ四駆の基本的な組み立て方【付属部品の確認】
基本的にはミニ四駆の組み立て方は、非常にシンプルです。
説明書どおりに手順を追って組み立てていけば、誰でもカンタンに制作は可能ですね!
ちなみに本記事内で組み立てたキットは、ライズエンペラーブラックスペシャル。
まずはキットの中身を要確認。
いまどき不良品や欠品はありませんが、全くナシとも言えませんので・・・
一通り目視で付属品の確認をしておきましょう。
僕はこれまで数百台のキットを制作してきましたが、今にいたるまで不良品に当たってしまったことはありません。
しかし、一応は付属部品の確認を強くオススメします。
万が一、製品不良や不足部品が発見された場合、タミヤカスタマーサービスへ問い合わせをしてみましょう!
制作に必要な工具は5つ
ミニ四駆を組み立てるには、最低でも5つの必要となる工具があります。
【ミニ四駆の組み立てに必要な5つの工具】
✅ニッパー(プラスチック用の精密タイプ)
✅カッターナイフ(デザインナイフでも可)
✅ピンセット(ツル首タイプ)
✅プラスドライバー
✅塗料(未塗装であれば不要)
とりあえずは、この5つの工具を揃えておけばOK。
ちなみにカッター、ピンセット、プラスドライバーは、100均のモノでも十分使えますが、ニッパーだけは安物を買わないようにしましょう。
タミヤから発売されている、ゲートカット用の精密タイプが超オススメ。
(2,000円~3,000円ほどで入手可能。良く切れて使いやすいのが魅力的)
工具の場合、初期投資は高くても確かなモノであれば、長く愛用できちゃいます。
結果としてお財布にも優しいと言うわけですね!
シャーシへパーツを取り付ける
ここからは、いよいよミニ四駆の組み立てをしていきましょう。
まずはニッパーを使用して、Aパーツをゲートから丁寧に切り離します。
切り取った部分には必ず、ささくれのようなゲート跡が残りますので、カッターナイフ(デザインナイフ)で切断面を整えるとキレイに仕上がります!
プラスドライバーを使用してビス止めの様子。
(ドライバーは垂直に立てて、押す力7割:回す力3割くらいの割合がベスト)
ローラーを取り付けます。
(順番は①ビス➡②ローラー➡③ワッシャー)
2つ穴のうち、外側に取り付けます。
(走行をさせる場合はワッシャー部分に、必ずグリスを塗布しましょう)
リヤ側が完成しました。
タイヤとホイールを組み立てました。
軸受けを4カ所セット。
(シャフト軸受けにもグリスアップを忘れないように)
まずはフロント側から。
均等の力加減でシャーシをはさみながら、左右同時にホイールを取り付けます。
(最初にハンマーを使って片側のホイールへ、シャフトを少しだけ打ち込んでおくと作業しやすい)
リヤ側もホイール取り付け終了。
注意点としては、力を入れ過ぎてシャフトを曲げてしまわないようにしましょう。
さらに無理な力を加えたことにより、シャフトがホイールを貫通して手を怪我しないように要注意です。(僕の実体験ですが、かなり痛いので・・・くれぐれもご安全に)
モーター&ターミナルの取り付け
ホイールの取り付けが終了したら、お次はマシンの心臓部分でもある、モーター部分の取り付けです。
ターミナルの種類は4つで、それぞれが異なるカタチをしています。
ターミナルを取り扱う場合の注意点として、手の油が付着すると電池効率の低下につながります。
(素手で直接触れるのはNG。ピンセットか軍手を使うのがオススメ。)
ターミナルホルダーを取り付けます。
下へ押し込んで『カチッ』と音がすればOK。
(このパーツには裏表があり、出っ張っている方をシャーシ外側へ向けてセット。)
モーター部分を組み立てましょう。
まずはスイッチをシャーシへセットしましょう。
ピニオンギヤの取り付け専用の治具を使用。
硬い平らな面で、グッと上から押し込みます。
モーターへホルダー取り付け用パーツを取り付けました。
フロント側から入れます。
次にリヤ側を押し込み『パチッ』と音すればOK。
カウンターギヤの取り付け
カウンターギヤを取り付けていきましょう。
あと言い忘れましたが、今回の組み立てはディスプレイを目的としているため、各所へのグリスアップは省略しております。
よって、走行を目的とした組み立て用には不向きであり、マシンの性能保持のためにも適正適所へ必ずグリスを塗布しましょう!
カウンターギヤはハイスピードタイプ(ギヤ比4:1)
520サイズのパーツが非常に細かいパーツのため、カウンターギヤへの取り付けに苦労されていませんか?
ちょっとしたコツですが、先に520軸受けへシャフトを通しておきます。
そのままカウンターギヤへ取り付けると、すんなり組み立てられます。
出来上がったカウンターギヤをシャーシへセット。
モーターカバーを取り付けます。
リヤ側へスライドさせるとロック状態。
バッテリーホルダーを取り付ければ、ついにシャーシの完成!
各パーツの取りはずし方
モーターカバーの取り外し方法や、ターミナルホルダーの外し方を紹介していきます。
モーターホルダー(フロント部分)を軽くつまみ、ロックとは逆にフロント側へスライドさせるとスムーズに取りはずせます。
そしてターミナルホルダーの取り外し方ですが、このようなパーツに見覚えはありませんか?
(Aパーツとして必ず付属している、ターミナルホルダー取り外し用の治具)
シャーシを裏返し、ターミナルホルダーを取り外し用の穴へ突っ込みます。
するとホルダー自体が上へあがり、リリース状態となります。あとはシャーシの表側から引き抜くだけで取りはずせますので、是非試してみて下さいね。
今日のまとめ
いかがでしたか?
今日はミニ四駆を組み立てる基礎講座をテーマとして、5つの必要な工具を紹介しました。
【ミニ四駆の組み立てに必要な5つの工具】
✅ニッパー(プラスチック用の精密タイプ)
✅カッターナイフ(デザインナイフでも可)
✅ピンセット(ツル首タイプ)
✅プラスドライバー
✅塗料(未塗装であれば不要)
ガチマシンの制作も非常に楽しいです。
しかし、ミニ四駆の楽しみ方とは、何も切ったり貼ったりの改造が全てではありません。
今回の基礎組み立てを通して、基本に戻ることができましたし、改めてミニ四駆のそのままの魅力を実感しました。
次回はライズエンペラーブラックスペシャルの、ボディ制作をお送りします。
今日はここまで!
では(^^)