【ミニ四駆】ボディを肉抜きして軽量化にチャレンジ!【5つのコツ】

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【ミニ四駆】ボディを肉抜きして軽量化にチャレンジ!【5つのコツ】

こんばんは!

QUAD・STARS Factory(クアッド・スターズ ファクトリー)リョウ工場長です。

 

皆さんコツコツとミニ四駆作っていますか?

近年はポリカボディを好んで使用するレーサーが多いとも言えますが、ミニ四駆の定番改造と言えばズバリ『プラボディの肉抜きによる軽量化』です。

肉抜きとは何ぞや?と声が聞こえてきそうですが、幼少期に2次ブームを経験した世代(リョウ工場長もその1人)はグレードアップパーツに頼らない当たり前の改造方法でした。

 

当時はボディの強度をあまり考えない、ある意味アグレッシブな肉抜きをしすぎた結果として、ボディをよく破損したりしていましたね・・・(もったいない)

 

肉抜きする理由は2つある!

1つ目はボディを肉抜きしてマシン総重量を軽く(軽量化)してスピードアップを狙う!

2つ目はオリジナリティ溢れるカッコイイマシンを制作したい!

 

今日はミニ四駆のボディを肉抜きして軽量化にチャレンジするをテーマとして、5つのコツを紹介していきます。

 

ヤリスWRCのボディを加工してみます。

 

さっそく見ていきましょう。

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【地道な作業】ボディの肉抜きってどうやるの?【基本ツールも紹介】

そもそもボディの肉抜きってどうやるのか気になりますよね?

肉抜きは地道な作業ですが、慣れればサクッと誰でもカンタンにできる改造方法です。

(やることはシンプルですが完成後の満足度は高め)

 

【肉抜き加工する5つのコツ】

【コツその1】肉抜きする部分をマーキング

【コツその2】肉抜き部分に沿って穴を開ける

【コツその3】ニッパーを使用して穴同士をカット

【コツその4】棒ヤスリや紙ヤスリで切断面を整える

【コツその5】肉抜き加工後は必ず洗浄しよう

 

 

必要なツールに関しても特別なモノはいりません。

 

【ボディの肉抜きに必要な基本ツール】

✅マジック(油性、水性は問わず)

✅ピンバイス(ドリルは2㎜くらい)

✅ニッパー(クラフトツール)

✅デザインナイフ(カッターでもOK)

✅ヤスリ(棒ヤスリ&紙ヤスリ)

✅ハンドリューター(あると便利)

以上のツールさえあればOK。

 

特にピンバイス・ニッパー・ヤスリの3点は必須ですので揃えておきましょう。

 

 

マジックに関しましては失敗しないように肉抜きカ所を特定&把握するために使用しますが、自信があればフリーハンドでも可能です。

 

 

ハンドリューターは無くても肉抜きはできますが、作業スピードアップと細かな作業をする場合ではあると重宝しますのでオススメ。

 

さらに詳しく肉抜きのコツを深掘りしていきます。

【コツその1】肉抜きする部分をマーキング【計画を立てる】

まずは肉抜きしたい部分をマジックでマーキングしましょう。

(コレをしておくと肉抜き後のイメージを把握できる)

 

削り過ぎ防止にも役立ちますので慣れないうちは必ずマーキングすると失敗を防げます。

 

今回は窓の部分、そしてフロントとサイドのダクト部分を肉抜きしてみましょう。

 

一通りのマーキングは終了です。

【コツその2】肉抜き部分に沿って穴を開ける

次は肉抜きする窓部分(マーキングしたカ所)周辺を沿うように、ピンバイスで穴を開けていきましょう。

 

穴開けするのはマーキングの内側を狙うカンジ。

 

 

窓部分とダクトに穴が開きました。

 

穴と穴の間隔をなるべく等間隔に揃えて開けるのがコツ。

(特に間隔が広すぎるとニッパーでカットする際に破損の原因となる)

【コツその3】ニッパーを使用して穴同士をカット【慎重に作業】

ニッパーを使用して穴同士をつなげるようにカットしていきます。

一気にカットすると誤ってボディが割れてしまうので要注意!

 

慎重に少しずつカットするのがポイント。

 

窓部分を肉抜きして取り外せました。

 

ここまではあくまでも下準備に過ぎません。

ここからが本番であるヤスリがけ作業に移行します。

(ヤスリがけの良し悪しで仕上がり具合に影響する)

【コツその4】棒ヤスリや紙ヤスリで切断面を整える【徐々に削る】

棒ヤスリは数種類の形状を準備しましょう。

 

タミヤ社のクラフトツールも良いですが、ダイソー(100円均一)のヤスリは使いやすくて愛用しています。

 

現段階の切断面がガタガタな状態ではヤスリがけ作業には適しません。

必ずヤスリがけをする前にデザインナイフ(カッター)を使用して、表面をなるべく平らになるように整えておきましょう。

 

リョウ工場長は作業を短縮させる目的でハンドリューターを使用しております。

(ハンドリューターは大変便利なツールですが、くれぐれも削り過ぎてしまわないように要注意)

 

マーキングしたカ所ギリギリまで削りました。

(余白部分を残した状態から棒ヤスリで徐々に形を整えていくのがポイント)

 

ハンドリューターを使用してビット(刃先)を変更することで細かな部分も肉抜きが可能。

 

サイドのダクト部分を粗削りした様子。

 

さらに320番~400番の紙ヤスリで整えます。

 

【コツその5】肉抜き加工後は必ず洗浄しよう【中性洗剤が便利】

 

 

 

肉抜き加工をすると削りカスが発生します。カナリの量が出ますので毎回どうにかならないのかと思う次第です。(カーボン加工よりかはマシ?)

 

ボディを肉抜きしただけの状態でも良いよと言う方は、そののままでも全然OK。

 

さらにカッコ良く仕上げるのであれば、塗装しておくことを強くオススメします。

 

塗装をする下準備として紙ヤスリの600番➡800番➡1000番のようなカンジで、粗目~やや粗目の順番で塗装面の下地表面を整える作業(アシ付け)をしておきましょう。

 

 

アシ付け後は細かな削りカスと離型剤(油)を除去する目的で、必ず中性洗剤を使用して洗浄します。(キレイに塗装するなら洗浄は絶対するべき)

 

サイドのダクト部分は細かいので一番難しかった。

 

左サイド側も同様。

 

 

フロントダクト部分などはスタイリングメッシュを貼り付けます。

 

せっかくなのでバージョン違いも制作してみました。

 

 

本番塗装をする前に下地塗装であるサーフェイサー(以下:サフ)を塗装しました。

サフを塗装することで細かなキズを発見できるメリットもあるのでオススメ。

 

ボディの表面を一通りチェックして、ゴミの付着や小キズが無ければOK。

(いよいよ本番塗装へ)

 

肉抜きをしたままの状態より塗装を施すことで、仕上がり具合(完成度)は飛躍的にアップします。

今日のまとめ

いかがでしたか?

今日はミニ四駆のボディを肉抜きして軽量化にチャレンジするをテーマとして、5つのコツを紹介してきました。

 

【肉抜き加工する5つのコツのおさらい】

【コツその1】肉抜きする部分をマーキング

【コツその2】肉抜き部分に沿って穴を開ける

【コツその3】ニッパーを使用して穴同士をカット

【コツその4】棒ヤスリや紙ヤスリで切断面を整える

【コツその5】肉抜き加工後は必ず洗浄しよう

上記、5つのコツをしっかりとマスターし、1つ1つ丁寧に制作すれば誰でもカンタンに肉抜きは可能!

 

ボディの肉抜きはプラボディならではの改造方法であり楽しみ方の1つとも言えますね。

今からでも練習をしてカッコイイ肉抜き軽量マシンの制作にチャレンジしてみましょう。

 

【ボディの肉抜きに必要な基本ツール】

✅マジック(油性、水性は問わず)

✅ピンバイス(ドリルは2㎜くらい)

✅ニッパー(クラフトツール)

✅デザインナイフ(カッターでもOK)

✅ヤスリ(棒ヤスリ&紙ヤスリ)

✅ハンドリューター(あると便利)

これらのツールがあれば秒で始められちゃいます。

次回はボディの塗装方法を解説します。

では(^^)