【ドローンの入門講座】いろいろな飛ばし方のコツ【3つの応用操作】

ドローンの入門講座

【ドローンの入門講座】いろいろな飛ばし方のコツ【3つの応用操作】

 

こんばんは!クアッド・スターズのリョウタです。

ドローンを安全に飛ばす方法として3つの基本操作が重要です。

 

3つの基本操作とは?

 

✅ホバリング

✅水平移動

✅当て舵

 

最近のドローンには優れたアシスト機能(ジャイロなど)各種センサーが搭載されています。

よって、誰でもカンタンに飛ばせるようになりました。

とはいえドローンを操縦するなら、補助機能に頼らなくても基本操作である『ホバリング・水平移動・当て舵』この3つは練習をしておきましょう!

 

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ドローンには基本的な操作のほかに、どんな飛ばし方があるの?

 

ドローンには基本的な操作ができる前提になりますが、これを踏まえたうえで応用操作というものがあります。

今回はドローンのいろいろな飛ばし方のコツと、3つの応用操作をテーマに解説をしていきます。

それでは見ていきましょう(^^)

 

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ドローンのいろいろな飛ばし方【3つの応用操作】

 

ドローンのいろいろな飛ばし方には、ザックリいうと3つの応用操作があります。

 

【3つの応用操作を練習してみよう!】

✅いろいろな高さで飛ばす【立体的な距離感】

✅対面で飛ばす【正面操作の反対の動き】

✅連続で飛ばす【ノーズインサークル】

 

応用操作は基本操作である『ホバリング・水平移動・当て舵』この3つを練習し、安定してスムーズに飛ばせるようになってからのステップです。

 

応用操作の練習手順は下記のとおり。

いろいろな高さで飛ばして立体的な距離感を身につける。

次に対面で飛ばすことで、ドローンの正面が逆(正面操作とは反対の動き)になっても混乱しないで操作できるように練習をしていきます。

四角形を描く水平移動から少しずつ円を描くイメージで飛ばす。

これができたら連続で飛ばすノーズインサークルで飛ばせるように練習をします。

最終的にはノーズインサークルの一連動作で8の字飛行を目指していきましょう。

 

次の項にて、ドローンの応用操作を練習するコツをさらに深掘りしていきます。

 

いろいろな高さで飛ばす【立体的な距離感】

いろいろな高さで飛ばすことで立体的な距離感を身につけられます。

というのもドローンが飛ぶ条件は常に同じとは限りません。

飛ぶ高さ・位置・見え方が変わっても常に同じように飛行できることが理想です。

 

ドローンをいろいろな高さで飛ばす練習のコツは?

 

【いろいろな高さでホバリングをしてみよう】

✅基本は四角形を描くイメージで移動する(小さめからスタート)

✅目線位置の高さでドローンをホバリング(安定してる?)

 

【慣れてきたらドローンが飛ぶ高さを変えてみよう】

✅目線位置より低めでホバリング(床から1mくらい)

✅目線位置より高めでホバリング(床から2mくらい)

 

ホバリング⇒上昇⇒ホバリング⇒下降⇒ホバリング

こんなカンジでドローンが飛ぶ高さをいろいろと変えて飛ばし、最終的には自分の感覚で現在何メートルの高さで飛んでいると認識できることを目指します。

 

「現在どれくらい進んで壁との距離はどれくらいか?」

 

「どれくらいの高さで飛んでいるのか?」

 

墜落や衝突による事故を防ぎ、安全にドローンを飛ばすためにも距離感覚(障害物との距離)を常に意識して、状況を把握しておく必要があります。

 

とはいえ通常の生活のなかで立体的な距離感覚とか意識したことあります?

意識しませんよね?(ちなみに僕もありません)

よって、ドローンの距離感覚を身につけるのには練習は欠かせないということ。

 

例えると自転車の乗りかたと同じかも。(練習ナシのぶっつけ本番では乗れません)

補助輪付きから初めて少しずつバランス感覚を養い、慣れてきたらいよいよ補助輪付きから卒業する。

くりかえし練習をして失敗したり転んでも、何度も立ち上がってそして上達していく。

 

このようにドローンの練習(飛ばしかた)も同じと断言します。

距離感や高さの感覚も練習すれば、自分の手足のように自由に操縦できるはず!

 

対面で飛ばす【正面操作の反対の動き】

ドローンを安全に離着陸、そして安定したホバリングや前後左右の移動が円滑にできるようになったら対面で飛ばす練習してみましょう。

 

対面で飛ばす練習とは?

 

対面で飛ばす練習とは、ドローンの正面側とパイロット(操縦者)が向かい合っている状態ということです。

対面で飛ばすとドローンはいつもと真逆に動きますので注意が必要です。

正面操作のときのようなドローンの正面側とパイロットが同じ向き(どちらも進行方向を向いている)とは異なる反対の動きになる。

対面状態でプロポを操縦した内容とドローンの動きが反転する。

 

対面で飛ばす練習は混乱します(動きが逆なので結構ムズイ)

 

スティックの操作とドローンの動き【モード2】

✅左スティックを左に倒す⇒機体は右へ回転(ラダー)

✅右スティックを左に倒す⇒機体は右へ動く(ロール)

✅右スティックを上に倒す⇒機体は後退する(ピッチ)

 

こんな状況なので結構ムズイ...途中で訳がわからなくなり混乱します。

ちなみにドローンの上昇下降(スロットル)については正面も対面も同じ動きをします。

 

何回も練習をしてコツをつかむと対面も慣れてきます。

 

対面ホバリング【練習のコツ】

✅『機首』が向いている方向を意識する

✅ドローンの向きと体の向きを合わせる

✅何度も反復練習

 

まず目線と同じ高さで飛ばしホバリング(慣れてきたら高さも変えてみましょう)

正面ホバリング「見かけ向き」の操作をしないように要注意です。

(いつもとは真逆の動きをします)

 

対面ホバリングのコツは機首が向いている方向を意識すると比較的わかりやすい。

 

いきなりドローンとパイロット(操縦者)が対面するのはNGですね。

 

始めはドローンの向き(機首)に合わせるように体の向きも変えていき、10~15度(あくまでも目安)と少しずつ角度を変えながら練習をすると操縦しやすくオススメ!

 

こんなカンジで慣れてきたら体は正面を向いたままでドローンを操縦しましょう。

 

そして、いずれは旋回(時計回り・反時計回り)のコントロールが目標です。

 

機首の向きが固定の『水平移動』とは異なり、『旋回』はクルクルと回ったときに機首の向きも変わるので、旋回中に前後左右が逆になります。

対面で飛ばす練習をすることで、機首の向きが常に変化する旋回も可能になるということです。

 

対面で飛ばす練習の効果は絶大!

意図した方向へ操縦できるように何度もトライ、反復練習をしましょう。

 

連続で飛ばす【ノーズインサークル】

ドローンの向き(機首)を変えずに水平移動ができるようなり、対面ホバリングの練習の効果もあり進行方向に機首を向けて四角形を移動できるようになりました。

ここからは、さらに次のステップとしてノーズインサークルにチャレンジしてみましょう。

 

ノーズインサークルとは?

ノーズインサークルとはドローンを連続で飛ばしながら空中に円を描く練習方法です。

 

ノーズインサークル【練習のコツ】

✅ドローンの向き(機首)を変えずに水平移動(四角形を描くイメージ)

✅進行方向に機首を向けて水平移動(四角形を描くイメージ)

✅四角形から徐々に円形を描くように飛ばす

 

機首を進行方向に向けて右回り、左回りとどちらも飛行できるようになったら、徐々に機首を円の中心に向けて飛行するノーズインサークルにチャレンジしてみましょう。

このノーズインサークル一連の動作を連続ですることで8の字飛行のトレーニングが可能になります。

僕がいちばん伝えたいこと【まとめ】

いかがでしたか?

今回はドローンに関する、いろいろな飛ばし方のコツと3つの応用操作について解説をしてきました。

ドローンは基本操作である『ホバリング・水平移動・当て舵』この3つさえできればカンタンに飛ばすことは可能です。

ただし、これはあくまでも基本的な操作です。

応用操作で自分の思ったように飛ばせることこそが、まさにドローンの醍醐味なのではないでしょうか?

応用操作に関しても繰り返しの練習は必須ですが、操縦に関するスキルアップにも役立ちますので習得を強くオススメします。

ドローンをいろいろな高さを飛ばして立体的な距離感を身につける。

対面で飛ばす練習は自由に操縦が可能になる第一歩です。

いずれはクルクルと円を描くノーズインサークルを一連の動作で行う、8の字飛行を目指していきましょう!

今日はここまで。

では(^^)