【プラモデルの制作】ミニ四駆を全塗装してみた体験談【レビュー】
こんばんは!クアッド・スターズのリョウタです。
こちらの記事では僕がプラモデルの制作を通して、ミニ四駆を全塗装してみた体験談をレビューしていきます。
ミニ四駆の楽しみ方も人それぞれです。(作って良し走らせてナンボのミニ四駆)
速さをひたすら追い求めて制作するのもアリですが、ミニ四駆のノーマルボディって非常にカッコイイですよね?
今回の制作方法ではなるべくノーマル状態の良さを維持しつつ、よりカッコよさを追求することをコンセプトにしています。
どのように制作をしているのでしょうか?
作業工程をさっそく見ていきましょう(^^)
ミニ四駆を全塗装した7つの作業工程
今回はタミヤ社から販売されてるミニ四駆を全塗装で制作してみました。
おもに7つの作業工程で完成を目指します。
【7つの作業工程はこちら】
1.下地処理
2.パーツ洗浄
3.プラサフ塗装
4.エアブラシ塗装
5.ステッカー貼り
6.トップコート塗装
7.シャーシ組み立て
塗装のコツはいかに根気強く下地作業をするかです。
下地作りは地味な作業ですし途中で飽きてきます。(正直な気持ちとして苦手な作業工程ですね)
しかし下地作りはそれだけ重要であり、この工程こそキレイに塗装するポイントであると断言します。
作業量の比率で例えると下地作り7割で仕上がり具合に影響する。いつも「ここを頑張ろう!」と自分に言い聞かせながら作業しています。
残り3割の塗装工程は楽しく作業しています。なんだか塗装ってワクワクしませんか?
さてさて、ミニ四駆の全塗装はどのように完成したのでしょうか?
もう少し詳しく見ていきましょう。
制作で使用したキット【ライズエンペラー】
制作で使用したキットはライズエンペラーです。贅沢に2台同時で制作をしていきましょう。
ライズエンペラーとは、漫画ハイパーダッシュ四駆郎:武井宏之(著)徳田ザウルス(原著)に登場したマシンです。主人公である日ノ丸四駆郎(ひのまるよんくろう)の愛機、ライズエンペラーを今回の制作するキットとして選びました。
ライズエンペラーの登場シーンは今でも印象に残っています。やっぱりエンペラーはカッコイイ!
ハイパーダッシュ四駆郎はコミック版が全3巻セットで購入可能です。
「読んでみたい!」と気になったらポチッとどうぞ。
塗装前の下地処理【超重要】
何も下準備ナシでいきなりの塗装はNGです。
必ず下地処理(せめて洗浄だけでも)をしましょう。
【塗装前の下処理】
✅ランナーからパーツを切り取る
✅ゲート跡をキレイに処理
✅パーティングライン処理
ランナーからパーツを切り取るとゲート跡(バリ)が残ります。
このゲート跡(バリ)をデザインナイフを使用して断面をキレイにしていきましょう。
(ゲート跡が残っているかは爪でカリカリすると確認可能)
お次はパーティングライン処理です。
パーティングラインとはプラモデル成型工程で金型と金型の合わせ目にできる細いスジです。
「これって結構目立つんですよね~」
紙ヤスリ(320番~600番程度)で削って表面をツルツルに整えます。
非常に小さなことですし地道で地味な作業ですが、これは塗装の良し悪しに影響する超重要な工程です。
パーツを洗浄【塗料の密着度に影響】
下地処理の作業が終了したらパーツを中性洗剤を使って洗浄していきましょう。
なぜパーツを洗浄するの?
その理由は後の塗装工程で、塗料の密着度に影響してしまうからです。
というのも工場から出荷されたパーツには金型から取り出すときに塗布された離型剤が付着しています。この離型剤がパーツ表面に残っていると塗装には不向きな状態ですので、必ず洗浄してから塗装することをおすすめします。
【必ずパーツを洗浄しよう】
✅洗面器などに水を準備する
✅中性洗剤を数滴入れる
✅歯ブラシやスポンジで丸洗い
✅流水で良くすすぐ
✅良く乾かす
パーツ全体に付着しているであろう離型剤をキレイに洗い終わったら、水分をしっかりと拭きとり良く乾かしましょう。(水分が残っていると塗装は不可能)
プラサフを塗装【細かなキズの最終チェック】
パーツを良く乾かしたら塗装工程に入りましょう。
今回は本塗装の前にプラサフ(サーフェーサー)を全体的に吹きつけます。
プラサフとは本塗装前に塗布する下地剤です。
塗膜が厚くなりやすくモールドなどが埋まりやすいので吹きすぎ注意!
プラサフ塗装は作業状況によってやったり、やらなかったりと必須ではありません。
プラサフは塗料の密着度をアップさせる役目もありますが、プラサフを吹きつけると細かなキズを確認しやすくなります。
この工程で細かなキズを発見したら修正します。
修正ができたら本塗装をしていきましょう。
エアブラシ塗装【マスキングで塗り分け】
本塗装はエアブラシを使用しています。
エアブラシは初期導入の費用が高額なので若干ハードル高めですが、早くキレイに塗装できるのでおすすめです。
「エアブラシは使い始めると仕上がりの美しさが魅力で手放せません!」
ライズエンペラーの基本色はホワイトですが、マスキングテープを使用してブラックやシルバーと異なるカラーで塗り分けています。
【エアブラシで塗り分け塗装】
1.グランプリホワイトを塗装
2.マスキング処理
3.セミグロスブラックを塗装
4.マスキング処理
5.シルバーを塗装
基本色であるグランプリホワイトの塗装が終了したら、マスキングで処理する前にじっくりと乾かしましょう。(だいたい2~3時間が目安)
マスキングテープで塗装の付着を防止します。
セミグロスブラック塗装の前にもう一度グランプリホワイトかクリヤーを吹きつけておきます。
この工程をしておくだけでマスキングテープを剥がしたときにありがちな、フチがギザギザになってしまう状態を防げます。
塗装のコツは一気に吹きつけるではなくて、最初はフワッと色がつく程度で乾いたら2回目~3回目と塗り重ねていきます。
良く乾かしたらマスキング処理。
次はシルバーを塗装します。
シルバー塗装をする前にもう一度セミグロスブラックかクリヤーを吹きつけておき、シルバーを本塗装していきましょう。
ステッカー貼り
ハイパーダッシュ四駆郎のコミック1巻(初回限定版)の付録ステッカーを使用しています。
純正のステッカーは使用していませんので、また違った印象のライズエンペラーに仕上がりそうですね。
デザインは2種類です。
【2種類のライズエンペラー】
✅RISE-EMPEROR red-line
✅RISE-EMPEROR TYPE:T
どちらのデザインもカッコイイですね。
欲張って2台同時で制作しましたが、完成が楽しみです。
仕上げにトップコート
今回制作しているライズエンペラーはディスプレイを目的に制作していますが、ミニ四駆は走行してナンボのホビーです。ステッカーや塗装の保護を目的として最終仕上げに全体的にクリヤーを吹きつけます。
僕はラッカー系の塗料を使用していますが、一歩間違うと塗料がステッカーに浸透して溶け出すこともあります。(ステッカーや塗装の保護なら水性タイプがおすすめ)
シャーシの組み立て
シャーシの組み立て工程です。
それぞれのエンペラーのイメージを引き立てるカラーで組み立てました。
red-lineはブラックベースのシャーシに電池受けなどをレッドに変更。
TYPE:Tはブラックべースのシャーシに電池受けなどをオレンジに変更。
2台とも良いカンジの仕上がりになりました。
red-line(フロント)
red-line(サイド)
red-line(リア)
TYPE:T(フロント)
TYPE:T(サイド)
TYPE:T(リア)
メルカリで販売してます【今日のまとめ】
今回の記事で紹介した2台のライズエンペラーは、それぞれメルカリにて販売しています。
・ライズエンペラーred-line(本体)×1
・取り扱い説明書×1
・純正ステッカー×1
・ピニオンギア治具(A8)×1
・ターミナル外し治具(A3)×1
・グリス×1
・ライズエンペラーTYPE:T(本体)×1
・取り扱い説明書×1
・純正ステッカー×1
・ピニオンギア治具(A8)×1
・ターミナル外し治具(A3)×1
・グリス×1
リンクから購入できますので良かったらどうぞ。
今日はここまで!
では(^^)