【塗装編】プラモデルを塗装する必須ツールとは?【おすすめ5選】
こんばんは!クアッド・スターズのリョウタです。
プラモデルの素組にも慣れてきましたか?
慣れてきたら、いよいよ次のステップです!塗装にもチャレンジしていきましょう。
塗装とはいえガチで全塗装する必要はありませんのでご安心を・・・
この部分をこんなカンジで塗装してみたいなぁ。
このようにプラモデル制作が進むにつれて、より自分好みに仕上げてみたいという欲望が徐々に増してきませんか?
そこで今回の記事では、プラモデルを塗装するときの必須ツールを5つにまとめまてみました。
それでは見ていきましょう(^^)
プラモデルを塗装する必須ツール【自由気ままで良い】
プラモデルの制作(塗装など)って説明書どおりに作るべきなの?正しい制作方法を知りたい。
以前こんな質問をいただいきました。
プラモデルの制作はこれが正解!はありません。
むしろ説明書の指示どおりでなくても全然OKです。
自由気ままにカッコイイ作品を制作してみましょう。
そうなんです。プラモデルの制作に正解なんてナシ!
「これをしなければいけない」とか「こうするべきだ」なんて考えはナンセンスですね。
自分の想像で「こんなイメージで実際にあったらカッコイイだろうなぁ」ってなカンジで、想像力をフル活用してアナタだけのオリジナル作品を作ってみるのがプラモデル制作の楽しさでもあり醍醐味とも言えます。(自分で納得のいく完成品を目指してみよう)
プラモデルの制作に慣れてきたら塗装にも挑戦してみましょう。
未塗装の素組とは違い塗装をするとグッと完成度がアップします。しかし塗装をする必須ツールともなると塗装専用のツールを揃える必要があります。(キレイに塗装するのは結構ムズイ)
塗装に関して若干のハードルを感じているなら、素組の完成品にトップコート塗料をシュッシュッと吹き付けて、スミ入れするだけでもカッコ良く仕上がりますよ?
それでは塗装をするときの必須ツールを1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.マスキングテープ(6㎜/10㎜/18㎜)
マスキングテープとは紙製のテープです。
マスキングテープはテープ幅によって数種類が存在していまして、タミヤからは6㎜・10㎜・18㎜と言ったカンジのラインナップです。
マスキングテープの用途は塗装したくない箇所へ張り付けることで、色の付着を防止する役割で使用します。
(塗装するときにマスキングテープの使用頻度はカナリ多い)
セロテープなどでも代用できるんじゃないの?
と、このような声が聞こえてきそうですがテープはテープでもセロテープでは粘着力が強すぎます。さらに曲面やモールドなど複雑な形状のパーツへ張り付けるには柔軟性に欠けるという難点があります。
タミヤなどから販売されているマスキングテープは曲面やモールドのような複雑な形状のパーツにもなじませやすいのが特徴です。
【マスキングテープの特徴】
✅パーツの表面にノリが残りにくく剥がしやすい
✅紙製なので好きな大きさへカット可能
✅仮組でも使用することも可能
マスキングテープは『紙製』という素材の特性を活かし複雑な形状のパーツにも貼りやすく、剥がすときも粘着面のノリが残りにくいのが特徴です。(結果として塗装表面を傷めにくい)
よってプラモデル専用のマスキングテープを使用することを強くおすすめします。
完成イメージでパーツの仮組みでも使用することも可能なので揃えておくと良いでしょう。
2.ホコリ落とし用ブラシ(エアーブロアーなど)
塗装する表面にホコリなどが付着しているとあまり良いことはありません。
余分な付着物がある状態では塗装をするには好ましくなく、結果として仕上がり具合に悪影響が出てしまいます。
(塗装する箇所の表面はなるべくキレイな状態がベスト)
塗装する前にパーツに付着したホコリをあらかじめ落としておきましょう。
こちらは僕がホコリ落としに使用しているエアーブロアー(カメラ用)
以前は事務用品のエアーダスターを使用していましたが、エアーブロアーは一度買ってしまえばランニングコストほぼゼロなのでおすすめです。
100均で手に入る化粧用ブラシも併用で使っています。
こちらの化粧用ブラシは柔らかい毛並みが特徴でありパーツ表面にキズが付きにくいので塗装する前にサッサッと掃除できちゃいます。
なにもプラモデル専用のツールを使用する必要はありませんので、「これ使えるな!」と思った日用品で使いやすいモノを試してみると良いでしょう。
3.塗装用の筆(先が細い小筆タイプ)
塗装用で使用する筆は毛先が細い小筆タイプが使用頻度が高く、最低1本は持っておきたいツールの1つです。
というのも塗装をすべて筆でする訳ではなくてマスキングがしずらい(不可能な)細かい箇所や、ちょっとした手直しなどで小筆を使用することが多く、毛先が平べったい平筆はほぼ使用していません。
タミヤから販売されているモデリングブラシHF面相筆の極細・細・小が各1本ずつあると便利です。
購入するときはなるべくタミヤやクレオスなど、プラモデルツールを取り扱うメーカーの筆がおすすめ。
(筆の種類によっては無残にも毛が抜け落ちて塗装面に異物となってしまう恐れあり)
使用する塗料によっても選ぶ筆の種類が変わります(パッケージにラッカー用などの記載があります)
ほぼエアーブラシで塗装をしていても細かい箇所は必ず筆を使用します。塗装のリタッチでは先が細い小筆タイプを使用しますので揃えておきましょう。
4.塗料溶剤(初心者には水性がおすすめ)
塗料溶剤はタミヤやクレオスから販売されています。
これから塗装を始める初心者であれば断然、水性タイプの塗料がおすすめです。
【水性をおすすめする理由】
✅ラシンナー臭はほぼナシ
✅水性なので水で洗浄可能
✅保管に気を使わない
シンナー臭は一緒に住んでいる家族にも迷惑がられます。
「塗料がなんであろうと、塗装をするなら換気はしっかりとしましょう!」
水性塗料であればこのようなニオイという悩みから解放されます。
さらに筆などのツールに付着した塗料は乾く前であれば水で洗浄可能(乾いてしまったら専用の溶剤で落とせます)
ラッカーに含まれるシンナーは火気厳禁です。よって保管にも気を使いますので要注意。
とはいえ僕は長年クレオスのMr.カラーという塗料溶剤を使用しています。
こちらの塗料はいわゆるラッカー塗料であり、原料にはシンナーが含まれていますので強烈なニオイとの戦いです・・・
ツール(塗装道具)の洗浄もラッカー専用の溶剤を使用しなくてはいけません。
しかしラッカー塗料にはそれなりの良さがあります。
【ラッカー塗料の良さ】
✅発色が良い
✅塗膜が強い
✅乾燥が早い
以上の理由からラッカー塗料を好んで愛用しています。
ホビーショップを覗いてみると塗料が陳列されている棚にはさまざまな種類がありますが、迷ったらまずは水性塗料から初めてみてはどうでしょう?
水性塗料も年々進化していますので、ラッカー塗料に匹敵する品質ですのでご安心を。
注意点が1つありまして、ラッカーと水性といった異なる原料の塗料を混ぜる行為はNG。
最悪の場合、塗膜が侵され塗料が溶け出してしまいます(要注意!)
5.缶スプレー(手軽に塗装ならコレ)
広い面積を均一にキレイに塗装するなら缶スプレーの出番です。
缶の中には塗料とガスが入っており、使用する前に良く振って沈殿している塗料を混ぜましょう。
缶を振るとカチカチと音がするのはなぜ?
カチカチ音の正体は金属のボールの音です。
1缶の中におよそ2~3個の金属ボールが入っていまして、
塗料成分を混ぜるために欠かせない重要な役割です。
「カチカチと缶を良く振って手首のスナップを効かせて塗料は良く混ざりましたか?」
いよいよ塗装ができる準備が整いました。
缶スプレーの上部に付いているボタンを押すことで塗料が霧状に噴出される仕組みです。慣れが必要ですがコツさえつかめば誰でもカンタンに塗装できちゃいます。
【缶スプレー取り扱い注意点】
✅とにかく良く振る(目安は30秒くらい)
✅塗料の飛び散り防止はしっかりとしよう
✅十分に換気ができるように気をつけよう
缶を振る目安は30秒くらいですがメタリックカラーはさらに多めに振ることをおすすめします。
(塗装中もちょこちょこ缶を振って塗料の沈殿を防げます)
缶スプレーは霧状の塗料を噴射します。
(想像以上に広範囲に塗料が飛び散る)
周囲に塗料が付着しないように多めの新聞紙を敷いておくなどの汚れ防止対策と、十分な換気ができるように気をつけましょう。
今日のまとめ
いかがでしたか?
今日はプラモデルを塗装する必須ツールとは?をテーマにおすすすめ5選を紹介してきました。
素組とは違い塗装には塗装専用のツールが必要になりますので、若干のハードルの高さを感じるかもしれませんが、塗装をすることでグッと完成度の高い完成品を組み立てることが可能です。
いきなり全塗装をするのではなく、最初うちは手直しのつもりで目立ちにくい小さなパーツから塗装してみるのもおすすめです。
缶スプレーの取り扱いに慣れれば、素組状態の完成品にトップコートのツヤ消しを全体的にシューッと吹き付けるだけでも雰囲気がでますよ?
数をこなしていけば少しずつ塗装スキルを身につけられます。
今日はここまで!
では(^^)