ドローン飛行ルールはどれだけ知ってる?飛ばす手順【+絶対厳守10項目】

ドローン 飛ばす 手順

誰でも気軽に楽しめるドローンは良いですよね!超簡単操作、しかも壊れにくいので何回も飛ばす練習をしたくなっちゃいます。

          

ただし、気軽に始められるからこそ、気が付かないうちに法律違反をしていたりすることもあります。(逮捕とかされないように気おつけましょう)

 

ドローンを飛行させる場合に、厳守しなくてはならない規制をどれだけ知っていますか?ドローンを飛ばすなら、最低限のルールは守りましょう(機体の重量、周波数、飛行禁止エリア、絶対厳守のルールは要チェック)

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1.ドローン飛行のチェックポイント!

 

✔ ドローン(バッテリー含む)総重量は「200gより重いか?軽いか?」

✔ 無線の周波数『2.4GHz帯』なら無線免許は不要!

✔ ドローン飛行禁止エリアを要チェック!

✔ 絶対厳守の飛行ルール10項目

 

2.ドローン(バッテリー含む)総重量は「200gより重いか?軽いか?」

 

ドローンの機体重量が200g未満は基本許可は不要です。機体重量が200g以上は許可が必要です。つまり、重さが200gを超えるかどうか?ここがポイントです。総重量200gを超える機体を飛行させる場合は、航空法に準じて航空局(国土交通省)の許可が必要です。申請手続きをしましょう。

国土交通省『申請手続きについて』はこちら

3.無線の周波数『2.4GHz帯』なら無線免許は不要!

 

趣味で気軽に楽しめるトイドローン(マルチコプター)一般向けの基準をクリアしていれば無線免許は必要ありません。そのほとんどが『2.4GHz帯』に設定されています。(2.4GHz帯は無線LANとかで使用されています)この周波数の場合は無線免許は不要です。

周波数『5.7GHz帯』が使用されている産業用ドローン、業務用ドローンなどは国家資格である無線免許が必要です。

 

✔ トイドローンやホビードローン⇒『周波数 2.4GHz帯』⇒免許不要

✔ 産業用、業務用ドローン⇒『周波数 5.7GHz帯』⇒免許必要

✔ レース(競技用)ドローン⇒『5.8GHz帯』⇒免許必要

 

4.ドローン禁止エリアを要チェック!

 

航空法により、ドローン飛行禁止区域が設定されています。飛行禁止エリアでは許可なしではドローンは飛ばせません。

空港等の周辺の上空の空域(A)※

150m以上の高さの空域(B)※

人口集中地区の上空(C)※

※安全を確保し、許可を受けた場合は飛行可能

A、B、C以外の空域は飛行可能

国土交通省『許可が必要となる空域など』についてはこちら

A、B、C以外の空域なら自由に飛ばせる訳ではないのでご注意を。

飛行禁止区域(DID地区)と呼ばれるものがありますこちらも合わせてチェックしておきましょう。

飛行禁止区域(DID地区)『地理院地図』についてはこちら

航空法のほか、自治体によっても厳しいルールがある地区もあります。

飛行禁止区域(DID地区)を確認するとわかりますが、東京都などは広範囲に渡りドローンの飛行を禁止するエリアとなっていますので要注意です。

(都内でドローンを飛行させるのはむずかしいかも)

また、ドローンを飛ばす場所によっては、土地の所有者や管理者など関係各所の許可が必要です。土地を管理している人物を確認し、必ず許可を得ましょう。

 

5.絶対厳守の飛行ルール10項目

 

2019年9月に無人航空機(ドローン、ラジコンなど)に新たな飛行ルールが4つ追加されました。太文字が追加ルールです⇓

1.飲酒時の飛行禁止

2.飛行前確認

3.衝突予防

4.危険な飛行禁止

5.日中での飛行(夜間は禁止)

6.目視の範囲内

7.距離の確保(30m未満の飛行)

8.催し場所での飛行禁止

9.危険物輸送の禁止

10.物件投下の禁止

何気に守るべきルールが多いです。覚える内容が多くハードルは高めに思えますが、これらの規則を正しく理解していくようにしましょう。

今回の記事で「ドローンはいろんな規則や法律だらけでメンドウだ...」なんて思われたらと考えましたが重要な内容です。

6.じゃあ、どこで飛ばす?

 

「ドローンはなかなか飛ばす場所がない!」そんな読者に朗報をお伝えします。

◆自宅の敷地内

もっとも確実な方法です。家族の理解さえ得られれば自由に飛ばせます。という僕も現在は自宅の敷地内で練習しています。(まだまだ技術的にも乏しいので広範囲で飛ばせなくても丁度いい。小さい機体なら家の中で飛ばしてます。子供も大喜び!)

◆ドローン練習場(日本にも練習場は各地にあります)

たぶん、自宅敷地内だけでは「もっと広大な自然の中で飛ばしたい」そもそも「アパートとかで自分の敷地なんて無い」そんな風に思う方もいますよね?練習場であれば、のびのびと思うままに飛ばせます。(実現できるかどうかは別として、そんな練習場を地元にも造りたいという夢をみている筆者です)

日本国内にもドローン練習場がありますので利用してみては?

 

おつかれさまでした【まとめ】

ドローンはクルマのように免許は必要ありません。趣味の範囲で楽しむ場合でも最低限のルールを守れれば大丈夫です。いずれはドローンでビジネスを展開していきたいと考えている方はドローンスクールで整備や技術と規則や法律を学び、ライセンス資格も取得できると許可申請もスムーズに行えます。