【ドローンの初心者】コンパスエラーが発生する原因【3つの対処方法】
こんばんは!クアッド・スターズのリョウタです。
キャブレーションがうまくいかず何度もエラーになってしまう。
キャブレーションエラー(コンパスエラー)に対処するには、どうすれば解決できるのかな?
今日はこのような悩みである『コンパスエラーが発生する原因』について解説をしていきます。
まず、飛行場所の安全と磁気干渉に影響する場所かを確認してからドローンを飛ばしましょう。
【飛ばす前のチェック項目】
✅障害物の有無をチェック(目視はしやすい?)
✅風の状況をチェック(天候変化もありえる)
✅周囲の安全をチェック(第三者への配慮)
✅鉄製の構造物の付近は要注意(鉄橋、鉄塔、クルマなどは磁気干渉に影響する)
✅金属性のモノは身に付けない(腕時計などは磁気干渉の原因)
✅コンパスエラーが発生したら再起動(場所を移動してみる)
安全チェックをするときに意外と忘れがちなのが、その飛ばす拠点では磁気干渉を受けてしまう場所かどうか?
磁気干渉はコンパスエラーが発生してしまう原因そのものです。
このように磁気干渉が発生してしまう(しやすい)場所では、しっかりとコンパスキャブレーションさせる工夫が超重要です。
もしもコンパスエラーが発生してしまったら、どのように対処していけば良いのでしょうか?
詳しく見ていきましょう(^^)
コンパスエラーが発生する原因とは?
より安全にドローンを飛ばすには、飛ばす場所(屋外なのか?屋内なのか?)によって、まちまちですがチェックする項目内容には大差ありません。
【周囲の安全チェック】
✅障害物の有無をチェック
✅風の状況をチェック
✅周囲の安全をチェック
この3つは安全にドローンを飛ばすには欠かせない基本中の基本です。
そして、意外と忘れがちなのが今回のメインテーマでもある磁気センサーに影響を与えコンパスエラーが発生してまう3つの項目です。
【コンパスエラーに関するチェック項目】
✅鉄製の構造物の付近は要注意(鉄橋、鉄塔、クルマなどは磁気干渉に影響する)
✅金属製のモノは身に付けない(腕時計などは磁気干渉の原因)
✅コンパスエラーが発生したら再起動(場所を移動してみる)
この3つのチェック項目はドローンに搭載されているコンパス(磁気センサー)に影響を及ぼしてしまう環境とも言えます。
このような場所では正確なコンパスキャブレーションは適しません。
また、金属製の腕時計などは磁気干渉に影響してしまいますので、身に付けないようにしましょう。
【ポイント1】付近に鉄製のモノがある場所では正確なキャブレーションに適さない。
【ポイント2】腕時計など金属製のモノは磁気干渉の原因となる。
【ポイント3】それでもダメなら場所を移動して再起動してみる。
コンパス(磁気センサー)の役割とは?
ドローンには機体の向きを把握するためにコンパス(磁気センサー)が搭載されています。
(ドローンによっては非搭載の機体もある)
コンパス(磁気センサー)の役割とは、ドローンがどちらを向いているのかを把握させるために搭載されていてコンパスキャブレーションを行っています。
ドローンを飛ばすうえでも飛行エラーが発生する原因の1つとして、コンパスエラーが考えられますので慎重にコンパスキャブレーションをさせましょう。
コンパスキャブレーションがうまくいかない【3つの対処方法】
きちんとコンパスキャブレーションをしているのに、何度もエラーになってしまう!
うまくいかないときの対処方法ってあるの?
このように、しっかりとコンパスキャブレーションをしているにも関わらず、何度もエラーが発生してしまうような原因として、そもそもキャブレーションを実施している場所が原因の可能性があります。
もし、何度もコンパスエラーが発生してしまいお困りなら、2つの対処方法を試してはいかがでしょうか?
【3つの対処方法を試してみよう】
✅鉄製の構造物やクルマの付近ではキャブレーションしない
✅金属製のモノ(腕時計など)は身に付けない
✅コンパスエラーが発生したら場所を移動して再起動
それでは、1つずつ見ていきましょう(^^)
鉄製の構造物やクルマの付近ではキャブレーションしない
キャブレーションをしても何度もコンパスエラーが発生してしまう・・・
鉄橋や鉄塔など鉄製の構造物が近くにありませんか?クルマなどは主に鉄で構成されていますので、コンパス(磁気センサー)に影響を与えてしまいます。付近の状況をいま1度確認してみましょう。
何度もコンパスエラーが発生してしまうなら、試しにコンパス(磁気センサー)に影響を与えない場所に移動してキャブレーションを再度してみる方法がオススメです。
コンパスエラーが発生するのは屋外だけとは限りません。(屋内でもエラーが発生する場合もある)
そこはもしかして、鉄筋で構築されているオフィス?
オフィスなどは床の下地に鉄板が敷かれて構成されている場合もありますので、これもコンパスエラーが発生する原因の1つです。ドローンをオフィスのような屋内で飛ばそうとして、コンパスエラーが発生してしまったらデスクの上など床から離してあげることでコンパスエラーが発生しにくくなります。
金属製のモノ(腕時計など)は身に付けない
コンパスエラーが発生するときはパイロット(操縦者)が原因となっている場合もあります。
磁気センサーに悪影響を与えてしまうような、腕時計など金属製のモノはなるべく身に付けないようにしましょう。
繰り返しコンパスキャブレーションを試しても何度もコンパスエラーが発生してしまうなら、身に付けている金属製のモノが影響している場合もあります。
コンパスエラーが発生したら場所を移動して再起動
多くのドローンは電源ONで各種センサー『GPS・ジャイロ・気圧・高度』などの設定をオート(自動)で行いコンパスキャブレーションや位置情報の取得を行っています。
オートキャブレーションは稀にコンパスキャブレーションがうまくいかない(コンパスエラー)になってしまう場合もあります。
オートキャブレーションでエラーが発生してしまったら、まずは落ち着いて周囲の状況をチェックしましょう。
✅そこは平らな地面かどうか?
✅斜面などで不安定な場所ではないか?
✅GPSセンサーの補足はどうか?
ひと通りチェックをして、できる限りエラー原因を取り除く(場所の移動)をしてみましょう。
つまり、環境を変えてあげることでコンパスエラーが解消できる可能性があります。
電源を入れなおして再起動してみることをオススメします。
今日のまとめ
いかがでしたか?
今日はコンパスエラーが発生する原因と、3つの対処方法を解説しました。
ドローンを安全に飛ばすうえでは障害物の有無、風の状況、周囲の安全確認、この3つは超重要であり基本中の基本です。
ドローンを飛ばす前のチェック項目で意外と忘れがちなのが、飛ばす場所が磁気干渉に影響するかです。(磁気干渉はコンパスエラーの原因になりますので要チェック)
きちんとキャブレーションしているのにも関わらず何度もコンパスエラーが発生してしまう。
このような場合は、そもそも正確なコンパスキャブレーションに適さない場所ということも考えられますので、コンパス(磁気センサー)に影響を及ぼす原因が付近あるかをチェックしてみましょう。
今日はここまで!
では(^^)