【ドローンの基礎】ドローンの種類&動力源のタイプについて
こんばんは!クアッド・スターズのリョウタです。
航空機と同じように、ドローンにもさまざまな種類が存在します。
(ドローンとは無人航空機を指す総称)
水中ドローンは航空機ではありませんが、無人機の一種なのでドローンの仲間に含まれます。ややこしいので、この記事内では空を飛ぶ無人機のことを『ドローン』と呼ぶことにしましょう。
ひと言でドローンと呼んでも、さまざまな種類に分類されています。
「お馴染みのドローンと言えば?」
4枚のプロペラと電動モーターで飛行する機体が一般的ですね。
複数のプロペラを搭載した機体をひっくるめて『ドローン』と呼び、プロペラの枚数によって呼び名が変わります。
ドローンで採用されている動力源に関してはエンジン式なども存在しますが、現在の動力源タイプは電動モーター式が主流です。今後の展開としては、ハイブリット式の開発も進められています。
もう少しだけ詳しく、ドローンの種類と動力源のタイプについて見ていきましょう(^^)
ドローンってどんな種類があるの?
人が搭乗しない航空機の事を、通称でドローンと呼んでいます。
まず、ドローンを大分類すると『固定翼無人機』と『回転翼無人機』に分類されます。
固定翼無人機の写真です。参考にどうぞ。
【固定翼無人機】MQ-1C(グレイ・イーグル)
パイロットは離れた管制室で、モニターを見て操縦しています。
当然、人は搭乗していません。
実際には人は搭乗しなくても、操縦可能ってゲームをプレイしているようなイメージですかね?
つまり、無人の機体であれば『通称:ドローン』で正解です。
空を飛ぶ航空機はもちろんの事、水上の船や水中の潜水艦も無人で運行可能なら、ドローンと呼ぶ場合もあります。
航空機はどんな種類があるの?
✅浮力を利用する軽飛行機(遠隔操作の飛行船も含まれる)
✅揚力を利用する重飛行機(固定翼機と回転翌機に分類される)
✅さらに、固定翼機は滑空機と飛行機に分類されている
※ドローンにおける滑空機の実用例はない。
回転翼機といえばヘリコプターです。
多くの機体はメインローターとテールローターを搭載しています。
【回転翌機の種類は3つ】
✅2つのローターを前後で反転させる➡タンデム式
✅同軸のローターを用いる➡同軸反転式
✅交差するローターを用いる➡交差双ローター式
ドローンの多くはマルチコプターです
ドローンにもローターを用いたヘリコプターも存在しますが、その多くの機体はローターではなく、複数のプロペラを利用し飛行するマルチコプターです。
僕たちが普段見慣れている、4枚のプロペラを搭載した機体が最も一般的ではないでしょうか。
上下・前後・左右・方向転換と運動性能も飛躍的にアップしました。
さらに、4枚のプロペラと各種センサーの補助機能もあり、安定性能は抜群!
ぶっちゃけ誰でもカンタンに飛ばせます。
4枚のプロペラ+電動モーターで飛行する機体のことを、ひっくるめて『ドローン』と呼びますが、その多くは『マルチコプター』が正解です。
■過去のオススメ記事もどうぞ
【余談】クルマだけじゃない!マルチコプターにもハイブリッド式が存在していた!?
マルチコプターは『浮力』を利用し飛行しますが、『揚力』も利用できるハイブリッド式も開発されています。最大のメリットは飛行時間を延ばすことが可能になります!
動力源のタイプについて
現在のドローン(マルチコプター)で採用されている動力源のタイプは、電動モーター式が主流ですが、他のエンジン型式も存在します。
【エンジン型式の種類】
✅電動モーター式
✅レシプロエンジン式
✅ロータリーエンジン式
✅ジェットエンジン式
ほとんどのドローン(マルチコプター)はバッテリーを搭載した電動モーター式です。
(電動モーター式でバッテリー駆動という事は電気が動力源という事)
ヘリコプター式や固定翼式では駆動にエンジン式が採用されていたり、大型のドローンではジェットエンジンを搭載した機体も存在します。
ドローンに採用される動力源の種類も、機体の種類や大きさによりけりですね。
現在では電動モーター式の多くはバッテリー駆動ですが、エンジンの力でバッテリーに電力を供給できる『ハイブリッド式』も開発が進められています。
僕がいちばん伝えたいこと【まとめ】
ひと言で『ドローン』と呼んでも種類や動力源のタイプはさまざまです。
仕様用途によっても適切な機体がチョイスできるようになると、様々なビジネスモデルで活躍する場面が期待できます。
【Point!】
✅ドローンを大分類すると『固定翼無人機』と『回転翼無人機』に分類される
✅現在では複数のプロペラで飛行する『マルチコプター』が主流
✅多くのマルチコプターは電動モーター式のバッテリー駆動が主流
ドローンの開発がさらに進むと、近い将来にはハイブリッド式も主力になる可能性があります。
そうなると『飛行可能時間』という課題もクリアできそう?
ドローン(マルチコプター)の実用化に向けた将来性が楽しみですね。
では(^^)