【GPSは位置情報】ドローンの向きを把握し安全に飛ばす【電子コンパス必須】

こんばんわ!リョウタです。

GPSはドローンの飛行している位置情報を知るために欠かせません。

しかし飛行位置の情報は測位できても、向きまでは認識できませんので他の補助センサーで補う必要があります。

では飛行している向きを把握し、ドローンを安全に飛ばすにはどうするのか?

これには『電子コンパス』が深く関係しています。

さっそく本題に入ります。ドローンの向きを把握するために必須の『電子コンパス』について解説をしていきますのでお付き合いください。

それでは、よろしくお願いします<m(__)m>

スポンサーリンク

電子コンパス【ドローンの向きを把握し安全に飛ばそう】

飛行している位置を知るためにはGPSが必要です。しかしドローンの現在位置はわかっても、どちらを向いて飛行しているのかは認識できません。

 

GPSの記事はこちらです。

 

どちらを向いているのかを把握する方法はたったの1つ。

それは『電子コンパス』を使用します。

ちなみにドローンには『3軸磁気センサー』が使用されていて、この3軸磁気センサーで機体の向きを確定しています。

磁気方位センサーは地球から出ている地磁気を検知し、どちらを向いているのかを認識します。

電子コンパスの原理

みなさんは方位磁石は使ったことありますか?

方位磁石はコンパスとも呼びます。

電子コンパスの原理とは方位磁石の考え方と同じですが、現在のドローンに使用されている多くは3軸磁気センサーが使われています。

電子コンパスとは?

電子コンパスとはホール素子や磁気抵抗素子といった、サイズの小さい電子部品。ドローンのほかモバイル端末などでも使われています。巨大磁気抵抗効果などの発見により、近年の磁気抵抗素子の進歩は目覚しく、非常に高感度のセンサーが使用可能になってきている。

3軸磁気センサーの重要性

3軸磁気センサーでドローンの向きを確定しています。ドローンが墜落をしないようにするためにも方位を知ることは重要です。

GPSの位置情報とドローンが動いた差分情報をもとに向きを割りだしています。つまりドローンが動きださないと向きも解らないという事です。

 

3磁気センサーは偏角と伏角を検知することができます。

◆ 偏角:GPS座標が示すの真北とコンパスが指す北の方向の違いを表す

◆ 伏角:地球が持っている磁気と地面との傾き、地面にめり込んでいる角度

磁気方位センサーの偏角とGPS座標の差分情報からドローンの向いている方位を割り出します。一方でドローンの水平安定に関しても加速度センサーの重力方向の情報と、磁気方位センサーの伏角の情報を分類し使用します。