【ミニ四駆の初心者向け】タイヤの大きさは3サイズ【選び方と特徴】
こんばんは!クアッド・スターズのリョウタです。
今日もミニ四駆の勉強を始めていきましょう。
ミニ四駆に使うタイヤには、いろいろなサイズがあるけど、一体どれを選べば良いのかな?
サイズによる走りの違いが知りたい!
今回の記事内では、このような疑問について解説をしていきます。
適したタイヤの選び方は走らせるコースによりけりで異なりますので、セッティングの選択肢を広げるためにも、ぜひタイヤの選び方を覚えておきましょう。
タイヤの大きさは3サイズ【走りに影響あり】
ミニ四駆で使用されるタイヤの大きさは3サイズであり、タイヤの大きさとモーターとの相性や、ギア比の選択方法は変わります。
【タイヤの大きさ】
✅小径タイヤ(直径は約24㎜)
✅中径タイヤ(直径は約26㎜)
✅大径タイヤ(直径は約31㎜)
各タイヤサイズによる特徴とコースによる選び方に関しては、このあと詳しく解説をしていきますが、現在のレースではマシンが跳ねにくいという理由から、中径ローハイトタイヤが主流であり、アップダウンの激しい立体コースでは使用率高めです。
ミニ四駆のセッティングはモーター、タイヤ、ギア、いろいろあるけど、どこから手をつけていけば良いの?
こんなカンジでセッティングに迷ったら、まずはコースの傾向(ストレートが多いのか?はたまたコーナーが多いのか?)を主体にタイヤの大きさを選択し、そこからモーターやギア比を選択していくとスムーズにセッティング可能でオススメです。
その理由とは、タイヤの大きさが決まっていることでマシン本体の車高が判明しますので、ブレーキをどれくらい落としたセッティングすれば良いのかも判断がしやすいためです。
(最終的には自走させ、ブレーキによる減速具合を見ながら煮詰めていきます)
こちらのあわせて読みたい記事で、モーターとタイヤとの相性を解説しています。
良かったらどうぞ。
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タイヤの大きさによる特徴とコースによる選び方を、さらに詳しく見ていきましょう。
小径タイヤ【ダッシュ力重視】
直径約24㎜の大きさである、小径タイヤはダッシュ力重視のタイヤです。
最高速は伸びにくいタイヤですがスタートダッシュに優れ、減速後のスピード回復が早くマシンの低重心化も狙えます。
(比較的コーナーが多いテクニカルコース向け)
【小径タイヤの特徴】
✅ダッシュ力に優れる
✅スピード回復が早い
✅低重心化で安定する
小径タイヤは軽量かつタイヤ径の小ささが特徴ですが、トルクを余すことなく路面に伝えられます。
組み合わせるモーターはズバリ!モーター回転数に特化した、スピード(回転数)型であるレブチューンモーターやスプリントダッシュモーターであり、トップスピードが伸びやすいモーターと軽量な小径タイヤとの相性が良いと言えます。
中径タイヤ【現在の主流はコレ!】
小径と大径の中間にあたる直径約26㎜の大きさである、中径タイヤはレースで多く使用されているタイヤであり、現在のレースで使われている主流は中径ローハイトタイヤです。
【中径タイヤの特徴】
✅全タイヤの中でも跳ねにくい
✅ダッシュ&スピードともにバランス良い
✅レースで使うなら迷わずコレ
近年の公式大会(ジャパンカップ)やショップレースでは、アップダウンの激しい立体コースが主流です。(しかもコーナーが多いテクニカルコース)
小径タイヤの場合、ダッシュ力は優れるがトップスピードは伸びにくい(テクニカルなコース向き)
大径タイヤの場合、トップスピードは優れるがダッシュ力は期待できない(ストレートが多いコース向き)
使用するモーターはタイヤサイズによりけり。
ある程度のスピードを確保しつつ、コーナーからの立ち上がり(ダッシュ力)、そして低重心化で安定した走りを狙うには、中径ローハイトタイヤはマストとも言えるのではないでしょうか?
組み合わせるモーターは、パワー&スピードのバランスがウリである、ハイパーダッシュモーターやライトダッシュモーターがオススメ!
さらに、ローハイトタイヤ表面を薄く削った、通称ペラタイヤと呼ばれる手法も存在します。
一応、注意点として述べておくとタイヤの厚みが薄くなる分、着地の衝撃でホイールへの負担は増大します。(強度に優れたカーボンホイールもある)
4本同じ厚みで削る技術って結構ムズカシイです。
キットに付属するローハイトではなく、グレードアップパーツとして販売されているスーパーハードローハイトタイヤを組み合わせるだけでも、走りって結構マシになりますよ?
大径タイヤ【トップスピード重視】
直径約31㎜の大きさである、大径タイヤはトップスピード重視のタイヤです。
(スーパーハード大径タイヤ:左側、スーパーハード中径タイヤ:右側)
ダッシュ力は発揮しにくいタイヤですが、ストレートのトップスピードは伸びやすく、さらにコースのつなぎ目(ギャップ)によるショック吸収に優れています。
(ストレートが多いコース向け)
【大径タイヤの特徴】
✅トップスピードが伸びやすい
✅タイヤの厚みでショック吸収
✅大径タイヤは重くなりがち
ひと口に大径タイヤと言っても、さまざまな種類が存在します。
キットに付属する通常のスリックタイヤの場合、溝ナシかつ平らな接地面ですのでモーターのトルクをしっかりと路面へ伝達可能(接地面積が広すぎると摩擦抵抗は大きくなる)
バレルタイヤであれば路面との接地面が少なく、スリックタイヤと比べて摩擦抵抗は少なく済みます。(トップスピードを目指すなら選択肢としてはアリ)
径が大きく重量のある大径タイヤをしっかりと回すには、トルク(パワー)のあるトルクチューンモーターやパワーダッシュモーターで、加速力に優れたトルク(パワー)型のモーターと最高速が伸びやすい大径タイヤとの組み合わせで、トップスピード重視のセッティングにオススメ!
今日のまとめ
いかがでしたか?
今日は、ミニ四駆のタイヤの選び方と特徴について解説をしてきました。
ミニ四駆で使用されるタイヤの大きさは、ざっくり分けると3サイズ存在します。
タイヤの大きさによってスピードやダッシュ力は変化し、モーターとの相性やギア比の選択方法はさまざまです。
【タイヤの大きさ】
✅小径タイヤ(直径は約24㎜)はダッシュ力重視
✅中径タイヤ(直径は約26㎜)はバランス重視
✅大径タイヤ(直径は約31㎜)はスピード重視
このようにタイヤの大きさによる特徴をしっかりと理解し、走らせるコースによって適したタイヤを使い分ける手段が最も効果的です。
ミニ四駆のセッティングはコレが正解はありませんので、試行錯誤を繰り返していくことをオススメします。
今日はここまで!
では(^^)