こんにちは! リョウタです。
ドローンをフライト(空撮)させるなら安全対策に関する知識は是非おさえておきたいポイントです。
「ドローンをフライトさせる場所は安全?」
「ドローンにとってその環境は適しているか?」
「周辺状況はキケンではないか?」
これらを判断するのは紛れもなく今からドローンをフライトさせようとしているドローンパイロットのアナタです!
今回の記事ではドローン初心者向けにフライトNGな4つのシチュエーションを解説していきます。
楽しいドローンライフをエンジョイするためにも安全対策をしっかりと把握しましょう!
それでは見ていきましょう。
【ドローン初心者】フライトNGな4つのシチュエーション【安全対策】を解説!
さてさて、ドローンでフライト(空撮)をさせる絶好のロケーションが見つかりました。
「さっそくフライトさせて空撮してみよう!」
はやまる気持ちもわかりますが、いきなりフライトさせるのはストップです。
まずはそのロケーションがドローンをフライトさせる環境として適しているのかを判断しましょう。(天候・障害物・他の利用者などなど判断基準はさまざま)
これ、ちょう重要!
この判断基準はドローンをとり扱うための立派なスキルです。
【フライト前の安全チェック】
✅ 安全にフライトさせられるかチェック
✅ フライトに適した環境かチェック
✅ 周囲状況のキケンの有無をチェック
とにもかくにも判断基準は『安全・適した環境・キケンの有無』この3つ。
ぶっちゃけ判断基準はすごくシンプルです。
ドローンをロストや破損してしまいそうな天候状況、人に危害を負わせてしまいそうな場所ではドローンのフライトを避けるべき。
状況次第ではあきらめる勇気も必要です。
そして忘れてはならないのが航空法です。
過去の記事で航空法について解説をしています。よかったらどうぞ。
ここからは本題のフライトNGな4つのシチュエーションを解説します。
もう少しだけお付き合いください!!
【NG1】悪天候にはめっぽう弱い
ドローンは緻密かつ精密なパーツで構成されています。
そもそもドローンには防水機能はありませんので雨天のフライトは故障の原因です。悪天候にはめっぽう弱くこのような状況ではフライトNGです。
さらに風の強い日は要注意!ドローンの姿勢が不安定になり墜落の原因にもなります。防塵機能もありませんのでプロペラの風圧で土埃やゴミなどが舞ってしまう環境ではとくに注意しましょう。
とはいえ相手は自然なのでフライト中も天候の変化には敏感になりましょう。
【NG2】磁気干渉がおきやすい場所は苦手
鉄塔・鉄橋・クルマの近くや鉄筋で構築されたオフィスなどの金属が多い場所では注意が必要です。(コンパスエラーやキャブレーションエラーの原因)
このような磁気干渉がおきやすい場所は苦手です。
コントロール信号が混信してしまいドローンの操作がうまくいかない!
というカンジで姿勢が不安定になってしまうことも。細心の注意をしましょう。
【NG3】屋内でのフライトは激ムズ
ずっと欲しかったドローンをついに購入!
さっそく開封。
「次の休日まで待てないから自分の部屋で試しにフライトさせてみよう!」
こんな経験ありませんか?
正直、屋内でのフライトは激ムズです。
理由はカンタンで天井や壁など物理的な制限があるなかでビギナーがフライトさせるには危険度MAXです。しかも家具とかいろいろな障害物ありありですし。
とかいってる僕もtello(トイドローン)を屋内でフライトさせましたが墜落や衝突をさせないように気をつかいますね。動作にも制限がでてしまいます。
屋内でtelloの操縦にはだいぶ慣れました。
しかし屋内で楽しむなら小型なトイドローンがちょうど良いですね。
【NG4】大勢の人が集まる場所でのフライトは避けるべき
祭事やイベントなど大勢の人が集まる場所でのフライトは避けるべきです。
そもそも祭事やイベントで人が大勢集まる催しの上空で空撮するならその都度申請が必要。
さらにイベント主催者の許可も必要。
くれぐれもナイショでフライトさせないように。
「友人の結婚式をドローンで空撮してあげたい」
「子供のサッカーの試合を空撮したい」
などなど。
空撮してみたい魅力的なシチュエーションはいっぱいあるかも?
ドローンで空撮ができれば人の目線とは違った視点で撮影できますが、大勢の人が集まる場所でのフライトは慣れるまでは控えましょう。
しばらくは自然の風景で迫力のある空撮を楽しみましょう!
ボクがいちばん伝えたいこと【まとめ】
今回の記事のおさらいです。
フライトNGな4つのシチュエーション【安全対策】
● NG1:悪天候にはめっぽう弱い
● NG2:電波干渉がおきやすい場所は苦手
● NG3:屋内でのフライトは激ムズ
● NG4:大勢の人が集まる場所でのフライトは避けるべき
ドローンを楽しみ、自由にフライトさせられる環境は誰でも準備できるわけではありませんが、日本各地に点在するドローン練習場を利用してみるのも一つの方法です。
自宅の近くに障害物のない広いロケーションがある環境なら利用しない手はありません。事前に許可を得ることをおすすめします。