【ドローンの基礎】ジオフェンスとは?【SORAPASSが便利】
こんばんは!クアッド・スターズのリョウタです。
今日はドローンの飛行を制限する安全機能の1つ、ジオフェンスについて解説をしていきます。
地上にも進入禁止エリア(他人の所有地やキケンな場所など)があるように、ドローンが飛びまわる空中にも飛行禁止エリアとして指定されている場所(空域)が存在しています。
ジオフェンスについてもう少しだけ詳しく見ていきましょう(^^)
ジオフェンスとは?【安全機能の1つ】
ジオフェンスとはドローンの侵入を制限し、飛行禁止エリアを仕切る空中のフェンス(柵)のことです。
とはいえ、実際には空中に存在するフェンス(柵)ではなく、バーチャルで仮想的にジオフェンスは存在します。(実際には見えません)
ここの空域から~ここまでの空域エリアは侵入して飛ばしてはダメ。みたいな仕切りを空中で制限しています。(ジオフェンス機能が搭載されることで安全にドローンを飛ばすことが可能になる)
つまり、ジオフェンスとはドローンが間違って飛行禁止エリアに入ってしまわないように、ドローンの飛行範囲を自動的に制限する安全機能1つです。
ドローンを安全に飛ばすことを目的としたジオフェンス機能が搭載されていることにより、ドローンパイロットを心強くサポートをしてくれることでしょう。
飛行禁止エリアを把握
僕たちが普段、生活をしている地上には無断で入ってはいけない区域、いわゆる侵入禁止エリアってありますよね?
他人の所有地やキケンな場所などなど。
空中なら自由に飛ばせるのでは?
と思ってしまわないように注意しましょう!
ドローンが飛行する空中にも飛行禁止エリアが存在します。(空港周辺や重要施設周辺は要注意)
ドローンを飛ばす大前提として、この飛行禁止エリアはあらかじめ把握しておく必要があります。
飛行禁止エリアでドローンを飛ばすなら、しっかりと飛行許可の申請をして承認を取得します。
ぶっちゃけ趣味の範囲内では、飛行許可の申請をしてまでドローンを飛ばすことは無いかなぁと・・・
ビジネスシーンでは飛行許可の申請を必要とする場面もありえます。
気になる飛行許可の申請先は国土交通省サイトからオンライン申請可能です。
飛行禁止エリアを調べるならSORAPASS
ドローンは自由にどこでも飛ばせるわけではありません。
「むしろドローンを飛ばせる場所って少なくね?」と感じます。
飛行禁止エリアの下調べは必須ですね。
とはいえ入念な下調べをしていても、知らないうちに誤って飛行禁止エリアに侵入していた!なんてケースもありえます。
この場所ってドローンを飛ばしても大丈夫かな?
そんな疑問にブチ当たったら、飛行禁止エリアをカンタンに調べられるドローン専用の飛行支援サービス、SORAPASS(ソラパス)がオススメです。
ドローンに関する情報を会員登録(無料)でサービスを利用可能!
(気象情報など一部有料のコンテンツも有り)
空港周辺・飛行禁止区域などを網羅している大変便利な情報サイトですね。
ドローンを飛ばすことができるのか、どうかが気になったらSORAPASS(ソラパス)で調べてみましょう。
飛行範囲を制限する機能
現在、市販されているドローンの中には飛行範囲を制限する、いわゆる安全機能が搭載されている機体が存在します。
(ジオフェンス機能が搭載されていることで、水平面の飛行できる範囲を制限可能)
ジオフェンス機能が搭載されている代表的な機体としてはDJI社製のMavic2などですかね。
飛行禁止エリアのGPS座標がMavic2にインプットされています。
ジオフェンスという安全機能が搭載されているドローンは飛行禁止エリアが把握しやすく、ドローン入門者にとっても凄くありがたい機能ですよね。
空港周辺や重要施設周辺は飛行禁止エリアとして指定されていますので、基本的にドローンを飛ばすことはできません。
ドローンを飛ばすには航空法などなど守るべき規制って意外と多いです。
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ちなみにジオフェンス機能を使用するには、GPSによる位置情報の補足可能な屋外なので注意しましょう。
高度を制限する機能
ドローンが上昇できる高度をあらかじめ決めておくことで、それ以上の高度上昇を制限可能です。
高度制限機能を搭載されているドローンが普及したのは2014年くらいのこと。
2014年といえば、ちょうど高度に関するルールが世界各国で制定された年です。(高度55m以下とか)
現在のドローンメーカー各社は、自主的に高度制限機能を機体に付加しています。
ジオフェンス機能は初心者にもありがたい
先の項で解説をした『飛行範囲制限機能』『高度制限機能』のほか、初心者にも非常にありがたい機能があります。
その機能とは、離陸した場所(半径数10メートルの円)の周囲をジオフェンスとし飛行できるエリアを絞り込むことが可能です。
これならドローンは一定範囲にとどまりますので、思わぬ事故(ロストなどのミス)を未然に防げます。
ジオフェンス機能はドローンを始めたての初心者にとっても、特にありがたい安全機能ともいえるでしょう。
「せっかく購入したドローンを見失ってしまった」
こんなミスを未然に防ぐ意味でもジオフェンス機能は非常に便利です。
最初のうちはジオフェンス機能をONで練習し、慣れてきたらOFFで飛ばしてみることを強くオススメします。
ジオフェンス機能は事故やミスを未然に防ぐための安全機能です。(100%ではありません)
今日のまとめ
いかがでしたか?
今日はドローンの基礎である、ジオフェンスについて解説をしてきました。
地上にも進入禁止エリア(他人の所有地やキケンな場所など)があるように、ドローンが飛びまわる空中にも飛行禁止エリアとして指定されている場所(空域)が存在します。
ジオフェンスとはドローンの飛行範囲を制限し、飛行禁止エリアを仕切る空中のフェンス(柵)であり安全機能の1つです。
ジオフェンス機能によりすべての事故やミスを防げるわけではありませんが、ドローンパイロットにとってありがたい安全機能ではないでしょうか?
あらかじめ飛行禁止エリアを調べるなら、ドローン専用の飛行支援サービスであるSORAPASS(ソラパス)をぜひ活用してみてください。
今日はここまで!
では(^^)