ドローンをスマホで操縦するメリットとは?【IoTの仲間】
こんばんは!クアッドスターズのリョウタです。
ドローンの操縦はスマホでしますか?
それともプロポ(コントローラー)でしますか?
今回はドローンをスマホで操縦するメリットについて触れてみましょう。
ちなみにドローンもIoTの仲間です。
IoTって何?
IoT:Internet of Thingsの略称で読み方はそのままアイ・オー・ティーと呼びます。
日本語ではモノのインターネットと訳し、少々乱暴な言い方ですがモノをインターネットにつないで通信することを意味します。
モノのインターネットって言われても、しょうじき意味不明ですよね~
(日本語の訳はとくに重要ではない)
インターネットにつなげられるガジェットは全てIoTである。
つまり、ドローンやスマホなどのインターネット経由で通信可能なデバイスは全てIoTの仲間ということです。
直感的な操作が可能なスマホとドローンの相性はどうなのでしょうか?
それではスマホで操縦するメリットを解説していきます。
詳しく見ていきましょう(^^)
ドローンをスマホで操縦するメリット【とても相性が良い】
ドローンをスマホで操縦するのはとても相性が良いと断言します。
その理由は下記のとおり。
【相性がいい理由】
✅コントローラーとして使えて直感的な操作が可能
✅外出先でも空撮画像をすぐにSNSへアップロード可能
✅画面上でドローンの状況を把握可能
✅屋外でもプログラムのアップデートが可能
もはやスマホは現代人にとって無くてはならない必須ツールです。
約10年くらい前のモバイル回線は3G回線が中心でしたので、外出先や移動中での動画視聴はほぼ不可能でした。(Wi-Fi環境は必須だった)
しかし、4G回線になってからは飛躍的にスマホの普及が進み、モバイル回線でもインターネットへの容易にアクセスが可能となりました。
通勤や通学時の移動中などのWi-Fi環境が無い状況でも、空き時間にYouTube・TikTokといったコンテンツを利用しているユーザーも多いのでは?
さらに詳しくスマホを使って操縦するメリットを見ていきましょう。
ドローンもIoTの仲間【スマホを使うメリット】
IoTとはInternet of Thingsの略称です。
早い話しモノをインターネットにつなぐことを意味します。
一昔前まではインターネットはコンピューター同士を接続するためでしたが、IoTという言葉ができてからはスマホ・タブレット・テレビなどの『デジタル情報家電』を接続する文化が確立されてきました。
ドローンもIoTの仲間として社会的に認められています。スマホの特徴とドローンは相性がいいとされ、特に『空撮』においては写真や動画を撮影したらすぐにSNSへアップロードができるので大変便利です。
情報化社会の現在ではインターネットの窓口として最も普及しているのがスマホです。
おそらく、PCでインターネットを閲覧するよりも、容易なアクセスを可能にできるスマホを使用するケースが多いのではないでしょうか。
モバイル回線の高速化【5G時代へ】
モバイル回線の高速化が進でいる昨今では、Wi-Fi環境が無い屋外でもインターネットを快適に利用できるようになりました。
大変便利な世の中になりましたね。
データ通信の高速化にともない、世界中のドローン空撮をリアルタイムでライブ動画を視聴したりすることも可能です。
2020年は第5世代移動通信システム時代の幕開けです。
モバイル回線は3G➡4Gへと続き、さらに5Gへ移行することで通信速度性能の向上が期待できますので、移動データ通信の高速化が飛躍的にアップします。
【4Gと5Gの比較】
4G | 5G | |
通信速度 | 最大1Gdps | 最大20Gdps |
同時接続数 | 10万台/平方km | 100万台/平方km |
遅延速度 | 10ms | 1ms |
4Gではアプリなどのダウンロードに30秒程かかっていたのに対して5Gでは3秒で終了できます。
驚異的なスピードですね。
ゲームとかYoutubeなどの動画の遅延も少なくなります。
ドローンの操縦にいたっても、より高精細映像の配信が可能になると期待されています。
ちなみに『G』の意味はGenereation(世代)の略称です。
スマホを使ってドローンの操縦は難しい?
はたして、
スマホを使ってドローンの操縦をするのは難しいのでしょうか?
スマホの特徴である『タッチ』や『スワイプ』といった直感的な操作は、ドローンのコントロールが高度かつ自立的でないと難しいと言えるでしょう。
まず、
ローターの回転数を直接制御するスロットル方式の場合、スマホを使ったドローンの操縦はとてつもなく難しく、非常に繊細なインプットが必須となります。
スマホの画面では『タッチ』『スワイプ』といった操作のみではドローンの操縦は困難。
やはり、繊細かつ正確な操作をするなら、プロポ(コントローラー)を使っての操縦が向いているのかもしれません。
【プロポに関するオススメ記事】
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スマホを使って操縦をするなら『速度制御方式』で解決します。
スマホで操縦するなら速度制御方式
速度制御方式とはスロットルではなく、上へこれくらいの速度で移動、下へこれくらいの速度で移動といった指令をします。
何もしない状態は速度はゼロということで、その高度を自動的に維持します。
つまり、ホバリング状態ということですね。
同様にドローンのあらゆる操作(左右移動・旋回・回転)を速度制御にすることでスマホでもカンタンに操作できるようになります。
ウェイポイント飛行(自立飛行)との相性は?
スマホがあれば地図や航空写真を瞬時に呼び出せます。
ウェイポイント飛行(自動飛行)との相性も良く便利に活用できます。
ウェイポイント飛行とは、地図上に通過目標地点を設定し自動飛行することです。
将来的には自立制御や地図情報処理の技術の向上、第5世代移動通信システム(5G)やWi-Fiなどの無線通信のほかに『UTM』と呼ばれる管制システムが、スマホから使えるようになることも期待されています。
UTMとは?
『UTM』とは(Unified Threa Management)のイニシャルで統合脅威管理を行うことを指します。
複数の異なるセキュリティ機能(ファイアウォール、アンチスパム、アンチウィルスなど)を導入、管理するには手間とコストが積み重なります。
それぞれのセキュリティ機能を一つのハードウェアに統合し、集中的にネットワーク管理(統合脅威管理)でセキュリティ対策を施し、管理とコストの低減そしてネットワーク脅威管理の一元化を実現できます。
僕がいちばん伝えたいこと【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
ドローンもスマホと同じIoTの仲間であり、スマホの特徴とドローンは相性抜群!
もはやドローンにとってスマホの存在は切っても切り離せない。
それくらい重要な関係性です。
無線通信の高速化(5G)が進むにつれて、空撮の映像をすぐにSNSへアップロードしたり、ライブ配信をしたりとドローンの活躍の幅も広がっていくことでしょう。
ドローンのコントロールが高度かつ自立的になり、自立飛行の向上や法整備など課題は沢山ありますが時代の流れにしっかりと乗れるように願っています。
では(^^)