【ドローンは風に弱い?】最大の敵を対策し攻略せよ!【工夫が大切】

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【ドローンは風に弱い?】最大の敵を対策し攻略せよ!【工夫が大切】

こんばんは!クアッド・スターズのリョウタです。

ドローンは空中を飛ぶ飛行体です。

空中を飛ぶ飛行体であるがゆえに、常に不安定な状態におかれています。

不安定な状態では風の影響は無視できません。

ドローンの安定飛行を妨げる要因である最大の敵は風です。

この最大の敵である風を対策するには、どのような工夫が必要なのでしょうか?

というわけで、

今日はドローンを飛ばすうえで重要な、風を対策し攻略するをテーマに解説をしていきます。

それでは見ていきましょう(^^)

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ドローンは風に弱い【安全第一!】

ドローンは空中を飛ぶ飛行体です。

ドローンは常に不安定な状態で飛んでいます。

最近のドローンに搭載されている優れた補助機能(ジャイロセンサーなど)により、安定飛行の実現が可能になりました。

安定飛行をサポートしてくれる補助機能は、もはや無くてはならないということですね。

ジャイロセンサーやビジョンセンサーが搭載されているおかげで、誰でもカンタンに飛ばせるのがドローンの魅力です!

しかし、

いくら優れた補助機能が搭載されているとはいえ、ドローンの安定飛行をさまたげる嫌なヤツがいます。

 

それは風です・・・

 

強風などで少しでも不安を感じたら飛ばさないのが無難です。

(強風にあおられて墜落やロストは避けたいところ)

【風が発生する仕組みについての記事はこちらがオススメ!】

 

なぜドローンは風に弱い?

なぜドローンは風に弱いのでしょうか?

 

ドローンが風に弱い原因として、搭載されているプロペラのブレード形状が影響しているともいえます。

 

最近のドローンといえば?

 

プロペラがローターに固定されている、いわゆる『固定ピッチプロペラ』が一般的です。

 

【固定ピッチプロペラの形状の特徴】

✅風に対して半分は追い風(揚力が小さくなる)

✅もう半分は向かい風となる(揚力が大きくなる)

 

 

屋外で飛ぶドローンは少なからず風の影響を受けています。

 

飛んでいるドローンのプロペラ(ブレード)は、その風に対して半分は追い風でもう半分は向い風が生じています。

固定ピッチプロペラのブレード形状が影響し、受ける風の影響はそれぞれ異なるということですね。

 

追い風の影響を受けたブレードは揚力が小さくなり、向かい風の影響を受けたブレードは揚力が大きくなる。

すると、異なる揚力が原因により揚力の中心軸にズレが生じます。

この状態になると機体の水平バランスを保てなくなり、結果として姿勢が乱れてしまいます。

 

つまり、この揚力の中心軸のズレこそがドローンが風に弱い原因です。

 

 

最大の敵を対策し攻略せよ!

ドローンにとって最大の敵である風を対策し、攻略するにはどのようにすれば良いのでしょうか?

風を対策するカギはモーターのレスポンス(応答速度)の向上に掛かっています。

そもそも、ドローンの実用化に成功した背景としては『モーターの性能が向上し、実用レベルまで達したから』とも考えられます。

モーターのレスポンス(応答速度)の向上

ドローンの操縦は風に流された場合、流された分だけ素早く戻る必要があります。

(ほぼこの動作の繰り返し)

素早く戻るには、より高性能なモーターが必須。

ドローンに搭載されているモーターに求められる性能は、小型かつ軽量以外にも超重要なレスポンス(応答速度)の性能アップが求められます。

 

あえて機体を傾けて移動

ドローンは前後左右に移動するときに機体を傾けて移動しています。

なぜ機体が傾くのか?

これには位置制御が関係しています。

 

機体を傾けることで水平方向の移動推力をねん出し位置制御をしている。

ドローンは風で傾くのではなく、あえて機体を傾かせて移動し風の影響による位置ズレを修正していということですね。

注意点としては、ドローンの機体が出せる最高速度を超える風の中では移動はできません。

いくら高性能なドローンでも、機体の性能には限界がありますので要注意です。

僕がいちばん伝えたいこと【まとめ】

いかがでしたか?

今日はドローンを飛ばすうえでも重要な、風という最大の敵を対策する方法を解説しました。

飛行中のドローンは常に不安定な状況で飛んでいます。

風は自然におこる影響なので仕方ありませんが、対策と工夫は超重要ですね。

 

正直、ドローンは風にめっぽう弱い・・・

 

しかし風が発生する仕組みや、なぜドローンが風に弱いのか?

ここを理解していれば怖いものナシです!

今日はここまで(^^)